9月5日(金)校長先生から6年生のみなさんへ 〜いっしょに平和について、考えてみましょう〜
- 公開日
- 2025/09/05
- 更新日
- 2025/09/05
学校の様子
今日、6年生担任の先生方にお願いし、教室で授業をする時間をもらいました。「校長先生から香陽小の6年生のみなさんへ 〜いっしょに平和について、考えてみましょう〜」と題した平和についての話です。
6年生の子どもたちと話がしたいと思ったのは、今年の8月6日の広島平和記念式典の子ども代表の「平和への誓い」の言葉がきっかけです。
One voice. たとえ一つの声でも、学んだ事実に思いを込めて伝えれば、変化をもたらすことができるはずです。 |
上記の言葉を聞き、校長が知っている戦争や平和を目の前にいる子どもたちに伝えたい、伝えていかなければと感じたのです。
久しぶりの45分の授業でもあるし、とりとめなく話をする感じにはなってしまいましたが、子どもたちは本当に真剣なまなざしで校長の話を聞いていました。授業後の子どもたちの振り返りを少し紹介します。
「今までの学習で戦争に影響を受けた教科書は見たことあったけど、歌まで影響を受けていることは知らなかったです。また、私は家族や親戚から直接、戦争について聞いたことはないので、校長先生の話を聞いて、より戦争を身近にかんじました。「いろいろな視点から考える」という考えはなかったので、今度調べてみようと思います。広島の6年生の言葉を聞いて、戦争は怖くて恐ろしいものだけど、その時何があったのかを知ることは大切なことだとあらためて思いました。」
「私は校長先生の話を聞いて、特攻員など、「ただいま」がないのはすごく悲しいことだと思います。やはり、戦争はむなしく、切なくて、絶対にやってはいけないと思っています。」
「校長先生の話を聞いて、これからの平和学習で今まで学習していたこと以外にも視点を変えて学習することで学習をより深めることができるなと思いました。そして、「いってきます」と言えなかった人も悲しいと思うし、その「いってきます」を聞けなかった人も悲しかったと思うと、今、日本は戦争をしていないけど、昔のことを考えると自分には関係がないわけではないと感じました。」
「感じたことは、いっつも戦争の授業を受けたら言うんですけど、やっぱり戦争っていいとこなんてなくて、逆に人の怒りや悲しみを増やすだけだから、戦争の恐ろしさをこのまま伝えていって、二度と戦争してほしくないなーと思った。」
「自分たちができることは、校長先生が言っていたとおり、友だちに優しく、思いやりをもってすごすことだと思ったので実行します。」