こんぶとわかめ
- 公開日
- 2022/11/18
- 更新日
- 2022/11/18
給食
国語の教科書にある「スイミー」は、海の中のたくさんの生き物が出てきます。
その中に、こんぶとわかめが登場します。
みなさん、こんぶとわかめのちがいがわかりますか。
よく似ているけど、ちがいがあります。
1.姿がちがいます。
昆布は根と茎の先に1枚の大きな葉で出来ています。
ワカメは根と長い茎から葉が何本も生えています。
2.育つ地域がちがいます。
「昆布」=北海道
「ワカメ」=全国
昆布は寒いところだけですが、
ワカメは温かいところでも育ちます。
3.栄養がちがいます。
「昆布」は、たんぱく質、カルシウム、鉄、ヨウ素、食物繊維が多く、ビタミンA、B2も含まれていて、うまみ成分のグルタミン酸をたくさん含み、おだしに使われます。
「ワカメ」は栄養価は高くなく、うまみ成分も少ないですが低カロリーでアルギン酸という食物繊維を多く含んでいるため、料理以外にダイエットにもよく用いられます。
4.使い方がちがいます。
「昆布」=主におだし、佃煮
「ワカメ」=主に味噌汁やスープの具、サラダ、煮物
このようなちがいがあるんですね。
おとといの給食にはわかめが、今日の給食にはこんぶが出ました。
ちがいがわかって食べるてみると、そのちがいがよくわかりますね。