学校日記

朗読の時間(6年生)

公開日
2026/05/01
更新日
2026/05/01

6年生

6年生の国語の授業で、物語の一節を各自が選び、輪になった状態で順番に朗読しました。私はゲストとして呼ばれ、児童の朗読を聴きました。朗読する児童はどういう点について気をつけながら読むかを言ってから読み始めます。読み終わったら、他の児童が感想を伝えるというやり方でした。時間の都合で直接、感想を伝えることはできませんでしたが、担任を通して以下の通り伝えてもらいました。

伝える力は「聴く力」と共に育つ

6年生のみなさん、今日は素敵な朗読を聴かせてくれてありがとうございました。とても心に残るひとときでした。みなさんの姿を見ていて、特に素晴らしいと感じた点が2つあります。

1. 「自分なりの正解」を持って表現したこと 

読み始める前に「自分はここを大切に読みたい」と、自分の考えを言葉にしてから読み始めましたね。これは、物語と真剣に向き合い、自分なりの答えを見つけようとした証拠です。ただ上手に読むこと以上に、「自分はどう伝えたいか」という意思を持って人前に立つ姿は、とても頼もしく見えました。

2. 全員で創り上げた「沈黙」と「言葉」の空間 

驚いたのは、読み手だけでなく、聴いているみなさんの姿勢です。友達が読んでいる間の深く静かな集中力、そして読み終わった後の温かい感想。あの教室には、誰一人として「他人事」で聴いている人はいませんでした。「誰かの言葉を大切に受け取る」というみなさんの姿勢があったからこそ、あんなに心地よい一体感が生まれたのだと思います。

これからの未来を生きる皆さんへ

これから先、みなさんは自分の考えを誰かに伝えなければならない場面にたくさん出会います。上手なテクニックも大切ですが、今日みなさんが経験した「一生懸命に伝えようとすること」と「それを全力で受け止めようとすること」は、あらゆるコミュニケーションの原点です。

自分を表現し、相手と響き合う。みなさんがこの空間で創り出した貴重な経験を、自信に変えていってください。

今日の経験を大切にしながら、これからも自分の言葉で伝える力を、少しずつ伸ばしていってください。みなさんの表現が、これからどのように広がっていくのか、とても楽しみにしています。