10月6日(月)3校時 3年3組 英語(少人数) 学年別研究授業(3学年)
- 公開日
- 2025/10/08
- 更新日
- 2025/10/08
学校生活の様子
この時間は、3学年の学年別研究授業です。
多くの教員が授業を見学しています。
この時間は、私(校長)も50分間、授業を見学しましたので、以下の通り、講評を記載します。
◎気づいたところ
・チャイム着席が定着している。
・あいさつがきっちりできている。
・授業の冒頭にめあて、学習内容が示されていた。(英語で伝えていた)
めあて:主格の関係代名詞を使い、3HINT Quizを作成する
内容:Sing・word・Review・3Hint Quiz → 生徒は授業の見通しがもてる
・英語の歌
英語の歌を歌えることは、生徒に達成感を持たすことができる。(もう少し声がでるとさらによい)
・改めてめあてを示して、主格の関係代名詞を意識して、活動を促すことができた。
・Wordの発音を何度も反復させていた。(ねばり強く取り組み、身につけることができる)
・2人組でのWordのやり取りが効果的であった。(1分間で交代)
教員が英語で指示をして、生徒は適切に活動していた。
・関係代名詞の主格について、2人組で交流させた。(積極的に交流していた)
・教員から生徒に対して「なぜ、Whichを使うのか」と問いかけた。
生徒はすぐに答えられなかったが、教員が今までの取組を振り返らせ、少しヒントを出して、生徒に自己解決させていた。
・その後、「教員の問いかけ、生徒とのやり取り+生徒間の交流」→この組み合わせが何度か行われた。
教員はできたところは誉めて、惜しいところは即答せずに、生徒間で考えさせて解決させていた。
↓
活動の後、大切なポイントを示した。(前回の取組や振り返りも踏まえて)
・今日の本題である3Hint Quizの説明が丁寧に行われた。
教員が一方的に説明をするのではなく、教員と生徒のやり取りを通して、Elephantを導きだしていた。
・方法がわかったので、その後、生徒間の取組がスムーズに進んだ。
・さらに教員が班ごとに命題を示した。その答えに至るまでのプロセスを関係代名詞の主格を使い、考えさせるものであったが、それまでに段階的に取り組みを進めていたので、順調に活動に入ることができた。
・授業の最後のまとめとして、今日の活動を振り返り、今後、生徒が個々に取り組むアニメのキャラクターを題材にした課題が示された。
具体的にイメージしやすいように、教員が作成したものを提示するなど、楽しく課題に向き合うアプローチが行われた。
・さらに今後の取組として、クイズの発表を行うことやパワーポイントでプレゼンテーションを行うなど、生徒の興味を高めるための仕かけが随所に見られた。
◎まとめ
・学習規律が定着し、授業のめあてや内容がわかりやすく示され、生徒は見通しをもって取り組める。
・生徒との会話を大切にして、全体へのアプローチ、個々へのアプローチなどがきめ細かに行われている。
・生徒間の交流を大切にしている。
Wordの取組や3Hint Quizなど、生徒間のコミュニケーション活動を通して課題解決を図る活動が多く示されていた。
・いろんな方法をつかって、生徒の自己解決を促していた。(生徒は達成感をもつことができる)
・丁寧な個別指導が実践されている。(一人ひとりの生徒の課題などを見極めて、アプローチをしていた)
・学習教材や単元計画などを丁寧に作成し、生徒に力をつけさせる工夫が見られる。