・校長あいさつ

　皆さん、おはようございます。

　長い２学期も終わり、今日の日を迎えることができました。

　先週は、生活委員の皆さんと生徒会役員の皆さんとの合同のあいさつ運動が行われました。

　ボランティアで参加してくれる人も含めて、最終日の金曜日は２０名以上の参加になり、いつも以上に活気のある朝を迎えることができました。

「おはようございます」の声かけだけでなく、笑顔やハイタッチ、あいさつの後のひと声など、あいさつを起点にした元気をもらえる行動などもたくさん見ることができました。

　また、ユニセフ募金の活動の日も、募金への声かけに合わせて、校門付近に大きな「あいさつ」の声が響いていました。

　来年も一人ひとりの生徒のみなさんの協力で、あいさつの輪がさらに広がることを期待します。

　さて、２学期末懇談では、どんな話ができたでしょうか。この１年を振り返ってみて、皆さんの立場は大きく変わりました。

１年生の皆さんは小学生から中学生になり、

２年生の皆さんは先輩として後輩を指導する立場になり、今では生徒会の中心的な役割を担うようになりました。

３年生は最上級生として、学校全体を引っ張り、今はまさに卒業後の進路に向けて取り組んでいます。

　このように、来年も自分の置かれている立場がどんどん変わっていくことになります。

　これからもその変化に合わせて、自分自身を高めていけたらと思います。

　さて、毎年、この時期になると、一年の世相を表す漢字一文字が話題になりますが、今年はどんな漢字が選ばれたか知っていますか。今年は、残念ながら、いろんな被害が多かったことから「熊」という字が選ばれたようです。

　では、皆さん自身にとっては、今年一年を振り返って、漢字一文字で表現するとどんな漢字が思い浮かぶでしょうか。　

　私は、三中の今年の漢字一文字は、「輝」だと思います。

　いろんな活動を通して、皆さんの輝く姿がたくさん見られたと思います。

　文化祭、体育祭などの大きな行事では、３学年の力が結集して、学校としても盛り上がりを見ることができました。３年生の修学旅行や１年生の校外学習など、学校外での取り組みでもたくさんの思い出をつくることができました。

　先週末に行われた、１年生の「大縄跳び」や２年生の「ドッチボール大会」などもクラスや学年の活動でも生徒の皆さんが積極的に進行などにも取り組み、生徒主導の活動を見ることができました。

　その中でも２年生のコーポレートアクセスの取り組みは約半年間かけて取り組み、最後は、各グループがすばらしい発表をしてくれ、昨日の学年集会でも表彰式が行われました。

　前回の生徒集会でアウトプットの大切さを皆さんに伝えましたが、その後、文部科学省の学習指導要領の作成に携わっている方の講演を聞きました。そこでも「アウトプット」の大切さが力説されていました。自分の言葉や身体を使って表現することの大切さや、学んだことを自分なりにどのように発信していくかを考えて、これからもいろんな活動に活かしてほしいと思います。

　また、アウトプットの取り組みは、一人でもできると思います。学んだことをノートなどにまとめたり、言葉にだすことで、学びの定着が図れると思います。

　１２月の学力アンケートの結果からも、授業中に交流したり、発表したりする取組に大きな成果がみられました。

　そして、何より、いろんな活動の中で、皆さんが自分で考えて取り組む、生徒主導の活動が広がってきたように思います。生徒会活動や学級活動、学年行事などで、皆さんが積極的に進行する姿があります。

　来年も一人ひとりの皆さんが学校生活の中に楽しみを見つけて、取り組むことで、三中全体がさらに輝いていくことを期待しています。

　ちなみに漢字と言えば、先日、枚方市で「漢字をテーマに思いを伝える　作文コンクール」があり、〇年〇組の〇〇さんが、見事、佳作に選ばれましたので、紹介しておきます。〇〇さんは「守る」という漢字をテーマにソフトボール部の活動やご家族への感謝、将来の夢などに思い込めた作文をつくりました。〇〇さん、おめでとうございます。

　では、最後に冬休みの過ごし方について、一つだけ、アドバイスをしたいと思います。

　それは、冬休みに入っても、寝る時間、起きる時間などの生活のリズムを変えないことです。

　そのことで、起きている時間を有効に活用することができます。

　授業がないので、行うことの優先順位をつけて、学習など、大切なものから先に行う習慣をつけてほしいと思います。

　冬休み中も怪我、事故、体調不良などに気をつけて、３学期の始業式では、元気な姿とあいさつの声で、三中の校門をくぐって、登校してきてくれることを期待しています。

　皆さん、よいお年を迎えてください。

　これで、今日の話を終わります。

・生徒指導主事あいさつ

　１．安全に過ごすことについて

　　　お金の管理（貸し借りをしないこと）、危険な場所に近づかない、生活リズムを整える

　２．目標となる人を定めて、近づくように行動する。

・クラブ表彰（女子バレーボール部）