11月26日(水)4校時 3年2組 理科
- 公開日
- 2025/11/26
- 更新日
- 2025/11/26
学校生活の様子
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授業の目標は「星座について調べ紹介ができる」です。
48種類ある星座の中から、自分で一つ選択し、「星の配置」「星座の情報」「星座に関する物語(ギリシャ神話)」について、まとめていきます。
この時間は、私(校長)が50分間、授業を見学しましたので、以下の通り、講評を記載します。
◎きづいたところ
①授業規律について
・チャイム着席が定着している。
・姿勢を正して、しっかりとあいさつが行われていた。
②課題の提示について
・授業の冒頭に本時の学習内容がていねいに伝えていた。
・1~48までの数字を黒板に記載して、学習内容に対する興味づけが図られていた。(冒頭のつかみ)
48(伝統的な星座)⇒88 など、星座の経緯についても解説していた。
・本時の学習を円滑に進めるための学習プリントが用意されていた。
授業の目標:「星座について調べ紹介ができる」をわかりやすく示していた。
まとめる項目が明確に示されていた。(星の配置(図)、星座の情報、星座に関する物語(ギリシャ神話))
調べる星座が48種類用意され、生徒が選択して取り組めるなど、学習へのモチベーションアップが図られていた。
・選択した星座について、黒板に氏名を貼らせるなど、生徒の興味の見える化が図られていた。
タブレットではなく、黒板を使うことで、大きく視覚化を図ることができた。(アナログの良さ)
生徒の興味が分散しており、重なったのは一か所(3名)だけであったのが意外であった。
△星座の決定まで、少し時間がかかったので、次課題の提示などがあれば、さらによい。
③調べ学習について
・教室内を自由に移動して学習するスタイルがとられており、いろんな学習形態を見ることができた。
一人学習:7名 二人ペア:5組(10名) 三人組:1組(3名) 四人組:3組(12名)
傾向:一人で黙々と学習する者も多かったが、交流する場合は、2人または4人など、偶数が多かった。
3人は、交流する際に2人と1人に分かれることがわかった。
・学校図書館の本も用意されるなど、生徒が調べ学習を深めるためのサポートが行われていた。
インターネットなどの活用も活発に行われていたが、本から得る情報がよりていねいで、きめ細かなものであることがよくわかった。
・調べ学習の補足説明として、星の配置について、星座の中に有名な星の名称を示したり、イメージ図として、獅子座であればライオンのイラストを加えるなど、楽しく工夫を深めるためのアプローチが見られた。
・ていねいな机間指導が行われていた。
一人ひとりの取組をよく見て、生徒がモチベーションアップを図れるようなポイントの提示や穏やかの口調でアドバイスが行われていた。
・最後に完成したものを写真撮影して、提出するなど、デジタルの良さも取り入れていた。
◎まとめ
・座礼については、できるまでやり直しをさせるなど、授業の始まりと終わりをしっかりと意識させていた。
このことで、生徒の授業への集中力が高まり、授業中の教員の指示も通りやすくなる。(学習規律)
・取組のゴールを見すえた学習プリントが用意され、段階を追って、楽しく課題解決を図れる仕かけが見られた。(学習教材の工夫)
・アナログの良さを取り入れた交流場面を設定することで、生徒間に和やかな雰囲気をもたらしていた。
・ていねいな机間指導が行われ、穏やかな口調でポイントを押さえた指示を行うことで、生徒も素直に指示などを受け入れることができていた。(課題解決)
・調べ学習の時間がじっくりととられ、学校図書館の本も活用するなど、落ち着いて課題に取り組むための環境設定が行われていた。(深い学び)