（校長式辞一部抜粋）

　さて、2学期の締めくくりにあたり、私から二つ、話をします。

　一つ目は、本校の学校教育目標についてです。私はこれまで、このように皆さんに話をするときには、必ず「じりつ・共生・チャレンジ」という言葉を伝えてきました。多くの人がこの目標を覚え、日々の生活の中で、意識して行動していると感じています。そして私は、皆さんと共に、この杉中学校を「誰もが誇れる学校」にしたいと、語ってきました。

　今日は、杉中生の「じりつ・共生・チャレンジ」する姿を、私自身が肌で感じ、非常に誇らしく思った出来事を報告します。

　先週、生徒会執行部の皆さんが校区の3つの小学校を訪問しました。来年4月に入学してくる6年生に杉中学校の生活を紹介するためです。1年生の皆さんは、ちょうど1年前に、先輩たちから説明を受けたことを覚えているでしょう。この取組は、新入生の不安を少しでも減らし、「中学校が楽しみだ！」と期待を持って入学してほしい、という願いから続けているものです。

　私は2つの小学校に同行しましたが、そこで目にした生徒会執行部の姿は、まさに私たちが目指す「じりつ・共生・チャレンジ」を体現したものでした。

　例えば、大勢の小学生を前に、物おじすることなく自分の役割を堂々と果たす姿。先輩として、緊張している小学生を和ませ、温かく、安心できる空間をつくる姿。予想外の質問に対しても、仲間と協力しながら、分かりやすく伝えようと工夫する姿。

　これらの姿は、まさに「誇れる杉中生」として、胸を張って発信できる、素晴らしいものでした。小学校の先生方も、卒業生の成長した姿を、大変喜んでおられました。

　この姿を見て、私は確信しました。皆さんは着実に、この3つの力を身につけています。と同時に、学校で身につけた力を、学校の外という「実社会」で試したり実践したりする場面を、もっと増やしていきたいという私自身の新たなチャレンジも見つかりました。この3つの力は、これからの社会で必ず必要になります。自信を持って、さらにその力を伸ばしていってください。

　二つ目の話は、安全に関することです。これは1学期の終業式でも伝えましたが、冬休みを前に、改めて強調します。

　まず、交通事故の防止です。交通ルールやマナーを、必ず守ってください。「これくらいなら大丈夫」という自分勝手な思い込みは禁物です。また、万が一の災害に備え、避難場所を家族と確認し、いざという時は何よりも自分の身を守る行動をとってください。

　さらに、悩み事や心配事を、決して一人で抱え込まないでください。家族、友達、先生、あるいは相談機関でも構いません。必ず誰かに相談してください。

　おわりに、冬休み明けには、皆さんが元気な姿で登校し、笑顔で新年のあいさつを交わせることを願っています。

　今日、校長がどんな話をしていたか、ぜひお家の方とも、話題にしてみてください。

　今日は2学期、最後の日です。

　全員で、校内の大掃除です。

　中学校生徒会執行部が、校区小学校6年生を訪問し、中学校生活を紹介する取組です。

　小学6年生が来年度杉中学校に入学するにあたり、その不安を軽減し、中学校生活への期待を高揚させることをねらいに、昨年度から行なっています。

　今日は、藤阪小学校を訪問しました。

　小学6年生には体育館に集まってもらい、訪問した生徒会のメンバーから学校生活についての動画を交えて説明しました。

　後半は、質疑応答タイムです。些細に思われる質問でも、小学生には不安の材料です。中学生の視点で、自分たちの経験も踏まえ、的確に答えていました。

　最後に、生徒会から「中学生に求められるもの」について、メッセージを送りました。

　次年度新入生の不安の軽減につながり、意欲を高められたことと願います。

　皆さんの入学を、心待ちにしています。

　中学校生徒会執行部が、校区小学校6年生を訪問し、中学校生活を紹介する取組です。

　小学6年生が来年度杉中学校に入学するにあたり、その不安を軽減し、中学校生活への期待を高揚させることをねらいに、昨年度から行なっています。

　今日は、菅原東小学校を訪問しました。

　中学校生活を紹介する動画を上映した後、執行部員が小学生の質問に答えます。

　少し緊張気味の小学6年生をリラックスさせながら質問を促し、しっかり受け答えいる姿は大変頼もしく、小学校時代を知る先生たちから「成長しましたね。」と嬉しい言葉をかけていただきました。

（氷室小学校は、15日に実施済み、藤阪小学校は、19日（金）に実施予定です。）

　季節のお楽しみイベントです。

　冒頭、教員のギター演奏に合わせて、クリスマスソングの合唱。

　続いて、「新聞長ちぎり競争」。制限時間内に、できるだけ長く新聞紙をちぎるゲームで、3年生が優勝。

　先生クイズも、健在。テンポよく進行していきます。

　他にも、「爆弾回しゲーム」や「クリスマス⚪︎×クイズ」、「背中文字あて」、「防犯レクチャー」といった盛りだくさんのメニューで皆で楽しい時間を過ごしました。

　3年社会科：「私たちの暮らしと経済」

　めあて：「キャベツの価格が変化する関係性をよく表している図はどちらか考え、学習したことを根拠にして説明できる。」

　このクラスではひと班だけが「ア」を選びました。

　授業者によると、クラスによって、アに偏るか、イに偏るか異なるようです。

　簡素化されわかりやすいものを選ぶのか、具体的な複数の観点が示されている方を選ぶのか。「古典派経済学」か「ドーナツ経済学」か。

　どちらが正解というわけではなく、さまざまな考え方があることを皆で共有しました。

　助産師さんを講師に、学年ごとに性についての講演を聞きます。

　今日16日は1年生です。（2、3年生は、18日木曜日）

　今年度の講演会は、保護者にも案内し、希望の方にはご参加いただいています。

1年生対象「大切な命と大切なあなたのことを知ってほしい。」

＜ねらい＞

1．自己の命や他の命を大切にする言動をとることに大切さを理解する

2．思春期は体が大人へと変化していく大切な時期だと理解できる

3．自己の命や他の命を大切にする態度を養う

4．性の多様性を知り、まtさまざまな性のありようを受け入れ尊厳を知ることができる

（生徒の感想一部抜粋）

・からだの発達には個人差があると聞いて、自分もからだのことで心配することがあるけど安心した。

・人は生きている中で、いろいろな困難にあったりするけど、人に頼ることで一人ひとりが生きて行けるとわかった。

・生きていることが奇跡だと思いながら、感謝して生きようと思った。

　とよなか国際交流協会から講師をお招きし、人権講演会を行いました。

　1コマ目は、1年生全員と2年生の半分、2コマ目は、2年生の残りの半分と3年生全員が対象です。

（講演メモ）

・身の回りには、さまざまな差別が存在する中で、部落差別が見えにくくなっている裏には、インターネット上で行われるものが増え、かつ深刻化しているという問題が出てきている。

・ 違いを知り抜くからこそ、共生を考えられる。悪意のない（善意を持って使う）言葉にも、差別が潜んでいることがある。

・グループワークでは「相手に対するイメージと、実際の姿とは異なるものだ」ということを実感。

・差別に出会ったときに、「言葉」「形」に

・一緒に笑わない、同意しない、「そうかなあ？」「私はこう思う」

・何かできることを選び続ける。自分も人も大事にすることにつながる。

⚪︎生徒の感想より（一部抜粋）

・マイクロアグレッションの話がわかりやすく、善意でいった言葉が人を傷つけてしまうことがあるから、誰が聞いても嬉しくなる言葉選びをしようと思った。

・（過去の経験で）見た目や噂で人を決めつけずに相手のことを知れば良かったと後悔したからこそ、今日の話は、すごく心に刺さった。

・「知らない」と終わらせるのではなく、「分かろうとしないこと」をみんながやめなければならない。そこから傷つく人を少しでも減らしていければいいと思う。

　今年度、本校に配置された初任者教員の、2学期研究授業です。

　教育研修課から、指導主事と学校アドバイザー先生に、ご指導いただきました。

　本日、2本目です。

　1年生家庭科：用具を安全に取り扱い、持ち手と本体を縫い合わせる。

　全８時で完成さるエコバッグ制作の第4時です。

　アイロンがけして折り目をつけ、ミシンで縫い上げていきます。