1月8日(金)3時間目、1年2組総合の授業の様子その1
- 公開日
- 2021/01/08
- 更新日
- 2021/01/08
学校の様子2019
8日(金)3時間目、1年2組は3時間目の社会と6時間目の総合の時間を入れ替えて、総合学習の授業を行っていました。授業の内容は防災学習で、東日本大震災のときのボランティア体験の話しでした。この授業を3年生担当のT先生で、T先生は東日本大震災の後のボランティア活動に数十回参加されていて、その時の体験を1時間じっくりと話されていました。生徒たちにとっても貴重な話だったと思います。話の内容の貴重さに生徒たちも気づいていて、普段の授業では結構しゃべったりする生徒も、今日は真剣に話しを聞いていました。授業の後半ずっと私も聞いていましたが、誰一人無駄な話などせず、集中して話を聞いていました。
話しの内容には、T先生は美術の先生なので、避難所の体育館で避難されている高齢の方から、家も何もかも流されて何も残っていないので、自分たちが死んだときの慰霊の写真の代わりになる似顔絵を描いてほしいと依頼された話や、死んだ娘の似顔絵を特徴を言うから書いてほしいというような話など、ニュースなどからは見えてこないところを話されていて、聞いている生徒の表情を見ていると生徒の胸にもぐっと響いたものと確信しました。
写真は、生徒の様子とT先生が自ら撮影した画像を黒板に映写していたので、その画像も合わせて掲載しておきます。