夏季校内研修①
- 公開日
- 2025/08/12
- 更新日
- 2025/08/12
学校の様子
夏休み期間中に夏季校内研修を実施しましたが、その中でも「授業改善」に向けて、文部科学省初等中等教育局 視学官で現在、京都市総合教育センター指導室長 および 京都市立芸術大学 客員教授を務めておられる東良雅人先生に講師をお願いしました。テーマは「子どもの自主性の尊重と教師による指導との調和」。今、学校でどんなことを大切にし、どのような力を育てていくのか、様々な資料をもとに大変わかりやすくお話をいただきました。
AIの活用も含め、社会の様々な変化に伴い、これからの知識を暗記再生する時代ではなくなってきており、何を学んだか?からどんな資質・能力が身についたか?といった「コンピテンシーベース」が重視されてきています。 先生の決めたやり方をその通り行動するような、自分たちに自己決定がない、学習活動が作業になっている・・・。このような授業では、子どもたち自身に問いや気づきが生まれる授業ではなく、これからさらに変化が加速する時代を乗り切っていくための力が学校で身につきません。これからも、本校の生徒の皆さんと学ぶ意味をや意義を共有し、本校の生徒の実態を踏まえ、何を大切にしていきたいのか改めて考える大切な機会となりました。 人は自分が“出来ない“ことを、そう簡単に諦めたりはしない・・・とても印象的なお話をたくさん聞くことができました。東良先生、ありがとうございました!