最新更新日:2024/07/17
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学校教育目標 心豊かで 生き生き ほんまにええ顔のさだ東っ子 児童目標 やさしい心で 自ら考え 学び合おう!

人はなぜ、本を読むのか?

 本日は、あいにくの雨模様で足元の悪い中ですが、今週の個人懇談会への御来校よろしくお願いいたします。
 12月5日付の毎日小学選新聞の中で、素敵な記事を見つけましたので、一部紹介します。
ベストセラー作家の辻村深月さんの「諦めない声」というテーマで書かれた文章の中の一節です。
『最近、自分や子どもの本を整とんし始めたのですが、片付けながら何度も手が止まってしまします。なぜか?そう「あ、これ、懐かしい」「わっ、この本読み返したいと思っていたんだ」と本を開き、読んでしまうからです。
 特に自分が子どもの頃に読んでいたマンガや小説は、開くとそれを読んでいた当時の自分の気持ちもタイムカプセルのようにあふれだしてくるので、長く手が止まります。

 人は、なぜ本を読むのか?本って、よんだほうがいいの?
 小説家の仕事をしていて、時々ぶつかる問いかけですが、読んだ本の記憶は、こうやって、読んだ時の気持ちや状況までまるごとセットになって覚えていたりするので、やはり良いものだなぁと思います。
 子どもの頃に自分が夢中になって読んでいた本を思い返すと、自分と同世代の子どもが主人公のことが多く、彼らが話す言葉はとても魅力的です。』
 
 とありました。本を読むことは、コロナ禍の中で、また、このような雨の日にも楽しめて、自分の想像力や読解力を高めてくれます。それだけではなく、この辻村さんのように、自分の中の様々な感じる力を高めたり深めたりしてくれます。
 今は、スイッチを付けるとすぐに映像や音声が視聴できる時代となり、年々子供達もそちらに向かう時間が多くなっていますが、静かに本に向かう時間を作ってみるのもいいものです。個人懇談会の後、お子様とお話される時に、親子で冬休みの読書タイムを設けてみる等にも、挑戦してみるのはいかがでしょうか。ご一考いただければ幸いです。
 この文章を読んでいただいた方、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
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