学校日記

【今日の名言シリーズ 挑戦とスピード 修正主義】11

公開日
2021/08/19
更新日
2021/08/19

校長のおはなし

夏休みですので、教育、組織、哲学等に関係し私が感銘を受けた各界の名言を取り上げてみます。
(ネタ切れ御免)
「間違っても良いから言ってごらん」と子どもに対してよく言います。それは良いことですね。間違っても良いから、まず何かアウトプットして結果を得て、そこから何か新しい考えや「正解らしきもの」に段々と近づいていく。これを仲間との対話と思考の繰り返しによって行うのが今の学習指導要領の考え方です。
 しかし、子どもたちからすると、社会はそんなに寛容なのかな?と疑っているのではないでしょうか。職員研修で講師が「わかる人いますか?」と手を挙げさせると、ほとんど手を上げません。その聞き方もどうかなと思いますし、我々大人自身が「正解主義」の呪縛から離脱することが肝要なのではないかと思います。
まずは、早く行動(挑戦)を起こし、素早く修正を繰り返す「修正主義」が求められています。その方が早く成果に到達できるからです。今活躍している多くの企業・人に当てはまることです。
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「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
  本田宗一郎(『心に響く名経営者の言葉』)

 本田宗一郎氏は数々の名言を残している。上記もその一つ。
 もう一つ、大変示唆深い言葉がある。

「死んでから来ては、名医もヤブ医者以下だ」

 前者は挑戦の大切さ、後者はスピードの大切さ。
 二つ組み合わせると、益々示唆深い。(竹中 平蔵教授)

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