ありのままの自分をを好きになる いのちのおはなし 保護者、地域、教職員の研修会
- 公開日
- 2024/12/28
- 更新日
- 2024/12/28
五常小の日常
終業式を終わった先生が何をしているかというと、、、
この時しかできない研修などを入れています。
五常小教職員、学校運営協議会の主催、五常地域コミュニティのご後援をいただいて、開催しました。なぜそのような形態で行ったのか。それは下段校長あいさつをご覧ください。
特に保護者の方々にとって興味深い内容になったと思っています。
講演後は、質疑応答やディスカッションを行いました。
話はなかなか尽きず、かなり盛り上がりましたよ。
その詳細については、学校運営協議会から追ってご報告があるものと思います。
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教職員、そして保護者、地域の皆様 おはようございます。
クリスマスの午前中という大変お出ましにくいところ
お集まりいただきありがとうございます。
また、保護者、地域の皆様におかれましては、
常日頃は本校の教育活動にご理解とご協力をいただいており、
この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
さて、枚方市の小学校は、「コミュニティスクール」
という考え方をとっています。
枚方市の小学校は、開かれた学校、地域とともにある学校であり、
その学校教育は、保護者や地域の考え方を尊重し、対話しながら行われるもの、という考え方です。
「みんなの学校」という映画をご存知の方もいらっしゃると思います。
大阪市の大空小学校を舞台にしたドキュメンタリー映画ですが、
そこで9年間校長を務めた木村泰子さんが例えた言葉をかりますと、
子どもたちという若木を育てるにあたって
地域の方々は土、保護者は水、教職員は風 であると。
教職員は、最長6年で異動しますが、
保護者、地域の皆様はずっとこの地域に住み続けるわけです。
教育の推進にあたっては、このような場も含めて、保護者、地域の皆様にご理解をいただき、そして対話しながら、一緒になって進めていくことが大事だと考えています。
次に、今日のテーマという視点でお話しします。
今日みんなで学ぶ、「いのちのおはなし」は包括的性教育と言います。
学校の使命を一言で申しますと、
子どもたちが未来に向かって力強く生きていく力を育む、ということになりますが、
「いのち」は、まさに「生きる」ということです。
自分と他の人を尊重し、仲間と高め合いながら「生きていく」
これは、本校の教育目標ですが、
その生きるというのは、学校内にとどまりません。
家庭で生きる、地域で生きる、社会で生きるということ、
このベース、根本になる考え方を、みなさまと共有し一緒に、
子どもたちに託していきたいということから、
今日の講演会を企画することになりました。
今日は、どうぞよろしくお願いいたします。