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学校日記

今日の授業のようす(6年生)

公開日
2025/06/23
更新日
2025/06/23

学校の様子

 きょうの5時間目に6年生の国語の授業を見に行きました。

 「風切るつばさ」という物語文について、主要な登場人物(登場鳥?)である「クルル」と「カララ」の気持ちの距離を図で表すという内容でした。

 感情曲線で表現するということで、元になる図はロイロノートで配信されました。子どもたちは初めて読んだ後に、まずそれを記入していました。今日は何回目かの授業でもう一度見直しをするとのことでした。

 まず思ったのは、先生が、物語を子どもに読み聞かせる際、「音声データ」を使って朗読されたものを使っていたこと。私の経験上、こう言ったときは先生が範読(先生がその場で音読)することが多いのですが、今日は事前に準備された朗読の音声データを流し、それを子どもたちは聴きながら見直していく形でした。不思議に感じました。

 朗読を聴き終わった後、子どもから「先生、ちょっと変更したい」と発言があり、先生がすかさず「いいですよ。でも、どの部分を変更したいと思いましたか?」と聞き返しました。子どもは今日聴いてみると、改めて違和感がある部分があったとのことでした。ここで、先生が「実は1回目の時は先生が読みましたよね。今回は朗読されたものを音声データで流しました。聴く側の皆さんは、感じ方が違う部分があったのではないでしょうか。読み方や読む人によって受け取り方が変わってきたり、より真の部分が見えたりするかもしれませんね。」と言いました。音読の際に気をつけたい事柄についてのヒントとなることでした。教えるのではなく、感じてもらう。なるほどなと思いました。

 子どもたちはそれぞれの場面における登場人物の感情の動きをその理由とともにまとめていました。強調したい部分には色付けしたりできるので、とても見やすいです。また、提出(データを先生に送信)することですぐに先生も確認できるので評価のフィードバックも早いです。

 ちなみにこのクラスでは連絡帳もロイロノートで配信しています。こちらも見やすく、便利だなと感じました。