(6年生)「ベッコウあめ実験」と校長先生のピンチを救ったアドバイス
- 公開日
- 2026/07/16
- 更新日
- 2026/07/16
学校の様子
理科室から、香ばしく甘い香りが漂ってきました。6年生が挑んでいたのは、砂糖を加熱して物質の変化を観察する「ベッコウあめ作り」の実験です。「なぜ色が変わるのか」「なぜ固まるのか」と、条件による変化を五感で確かめる科学の探究の真最中でした。
そこへ、担当の先生のご厚意で急遽私も参戦することに!子どもたちに負けじと、アルミ容器に砂糖と水を入れ、いざスタートしたのですが・・・。爪楊枝で混ぜた拍子に、なんと容器の底に穴が空いてしまうという想定外の大失敗!溢れ出た砂糖水がジュウジュウと焦げ付き、理科室に黒煙が(!?)。周囲の6年生からも「校長先生、失敗したの?」と心配そうに覗き込まれてしまいました。
しかし、ここからの6年生の姿が本当に見事でした。慌てる私を見て、ただ笑うのではなく、「校長先生、こうしたら上手くいくよ!」と、自分たちの実験の経験から導き出した具体的な解決策を次々とアドバイスしてくれたのです。「今、目の前で起きている問題(穴あき・焦げ付き)の解決には何が必要か」を客観的に分析し、自分の知識を応用して他者をサポートする。ここに最高学年としての「Critical Thinking(課題の客観的分析と協働的解決)」と、その土壌となる豊かで素敵な思いやりが息づいていました。
科学の実験に試行錯誤はつきものです。私の大失敗は、子どもたちにとっては「学んだ知識を実践で活かす」最高(?)の舞台となりました。失敗を恐れずに挑戦することの大切さ、そしてピンチの誰かにそっと知恵を貸せる6年生の温かい人間力に、心から拍手を送りたいと思います。