9月14日(水) ジャマイカ!
- 公開日
- 2022/09/14
- 更新日
- 2022/09/14
学校の様子
「ジャマイカ」ってご存知ですか。
「カリブ海に浮かぶ島国だろ」と多くの方から返ってくると思います。
もちろん正解です。
田口山小学校では、2学期開始に合わせて、各学級に「ジャマイカ」を配布しました。
「ジャマイカを配布???」
実は、「ジャマイカ」という算数の知育ゲームがあるのです。
「ジャマイカ」は、写真1枚めのように、
中心に黒いサイコロが1つ、その周りに白いサイコロが5つ、黒いサイコロが1つあります。
真ん中の黒いサイコロは、通常の10倍の数、つまり10~60の数が描かれています。
遊び方は、掌で「ジャマイカ」を揺すって、計7つのサイコロの目をランダムに表示させ、
「2つの黒いサイコロの目の和を、5つの白いサイコロの目どうしの加減乗除で作り出す」
というものです。
具体的に言うと、
写真1枚めの状況では、
「1・1・4・6・6」と「+ − × ÷」を使って、みんなで知恵を絞って、「56」を作り出します。
*写真では、「6」か「9」かどちらかわかりませんが、サイコロの目なので「9」は存在しません。
皆さんは、「1・1・4・6・6」の加減乗除で「56」を作れますか。
写真2枚目は、4年生が休み時間にジャマイカを楽しんでいる様子ですが、見事正解の数式を見つけることがことができました!
写真3枚目は、1年生の教室に6年生が遊びにきて、一緒に「ジャマイカ」を楽しんでいる様子です。
1年生は、かけ算、わり算は、まだできないので、「1年生ルール」で「ジャマイカ」を楽しんでいるようでした。
先ほどの正解は、次回のブログで。
是非、ご家族で考えてみてください。
*サイコロの目の組み合わせによっては、複数の答えが見つかることもあります。逆に「答えなし」になることもあります。算数では、「答えは1つ」「答えは必ずある」と思っている子どもたちにとって、「複数の解の存在」や「解なし」という問題場面を知ることは、今後算数、そして数学の学習を深めていく上で「とてもいい経験」です。
ところで、この知育ゲーム、なぜ、「ジャマイカ」と言うのでしょうか。
・・・分かりません。でも「ジャマイカ」なのです。