9月22日(木) ヒガンバナと「ごんぎつね」
- 公開日
- 2022/09/22
- 更新日
- 2022/09/22
学校の様子
正門横でヒガンバナが綺麗に咲いていました。
ヒガンバナと言えば、国語科の物語文としての不朽の名作 新美南吉さん作の「ごんぎつね」を思い出します。
保護者や地域の皆さんも「ごんぎつね」を学習した記憶がおありの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
作品の中には、
「いいお天気で、遠く向こうには、お城の屋根がわらが光っています。墓地には、ひがん花が、赤いきれのようにさき続いていました。」
と言う描写があり、その後ごんは兵十のおっかあが亡くなったことを知ります。
ごんが自分の行動を反省し、兵十への償いへと行動が変容するターニングポイントとなる場面です。
ちなみに新美南吉さんは、愛知県半田市の出身で、ちょうどこの時期には、新美南吉さんも良く散歩をされていたという矢勝川沿いになんと300万本ものヒガンバナが咲き誇ります。
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/1063/
(愛知県公式観光ガイドWEBページ)
また、半田市には、「新美南吉記念館」もあります。
http://www.nankichi.gr.jp/
(記念館公式WEBページ)
現在、行動制限は、ないとはいえ、まだなかなか遠出はためらってしまうご時世ですが、
是非、またいつか「ごんぎつね」の世界観を味わいにご家族で新美南吉さんの故郷を訪ねてみるのもいいですね。
学校の中を毎日歩いていると、季節の移り変わりをいっぱい感じることができます。