11月28日(火)今日の授業の一コマから〜1年生国語科 幼稚園の先生方の多数の参観がありました!〜〜
- 公開日
- 2023/11/28
- 更新日
- 2023/11/28
学校の様子
今日の5時間め。
1年生は、両学級とも国語の授業に取り組んでいました。
この授業には、田口山幼稚園の園長先生はじめ多数の先生方が、1年生のこの時期の学びの様子を知るために授業参観に来られました。
「幼保こ小架け橋プログラム」の一環として、幼稚園の先生方が小学校の授業を参観し、自らの保育にフィードバックしたいということで、いつも本当に熱心に学んでおられる姿勢に感銘を受けています。
テーマは「ことばで あそぼう」
1組では、折句(おりく)にチャレンジしていました。
折句とは、和歌や俳句、川柳などで、頭に物の名などを一字ずつ置いて詠んだものをいいます。
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
在原業平
五七五七七冒頭の文字をたどっていくと「かきつばた」がおり込まれていますね。
*「ば」の濁音については、「は」の清音を「ば」と解釈することが前提となっています。
でも、さすがにこれは高校レベルの国語。
1年生では、下のような感じで、折句もあくまでも「ことばあそび」として楽しみます。
「あついきせつに生まれた
やんにょむチキンが大好きで
からすとおはなしできる」
先生です。
ある先生の名前が見えてきます♪
(本当にカラスとコミュニケーションをとったことがあるんだとか!?・・・す、すごすぎる!!)
この例を自分の名前にあてはめて「折句」を考えていきます。
やや難易度の高い「ことばあそび」ですが(1年生の教科書に載っている内容なんです!)、子どもたちは、グループのメンバーとも協力しながら、頑張って考え、最後はタブレットの「提出箱」に提出していました。
幼稚園の先生方は、慣れた手つきでデータを「提出箱」に送信する姿にもとても感心されていました♪
2組のことばあそびは、漢字を使った「あそび」
めあては、
「はんの人と きょう力して おなじ かくすうの かん字を あつめよう」
教室に入ると、子どもたちは漢字ドリルをびっくりする位の速さでめくりながら、一つ一つの漢字の画数を確認し、ワークシートに記録していました♪
グループで協力しながら、楽しそうに漢字について調べる姿に幼稚園の先生方は微笑みながら参観されていました。
…ちなみに1年生で習う漢字の画数No.1は何だと思いますか?
答えは、
森(12画)
です。
その次が、
校(10画)
でした。
また、一番多くの漢字が該当する画数は、
4画(14文字)でした(日月火水木…など)。
両クラス、内容は違えど、こういった学習活動を通じて、子どもたちの言葉に対する興味・関心を高めていくことにつながります。
幼稚園の先生方にも少しでも学びある参観になっていれば嬉しいな、と思います。