学校日記

夏休みは「自分探しの旅」(学校だより夏休み号)

公開日
2025/07/16
更新日
2025/07/16

学校の様子

1学期が終わり、いよいよ子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。37日間という長い時間は、子どもたちにとって「学校ではできない学び」を経験できる大切な期間です。


私はこの夏休みを、「自分探しの旅」にしてほしいと願っています。


学校では、「探究的な学び」を大切にしていきたいと考えています。「なぜ?」「やってみたい」といった、自分の中から湧き出る思いや興味をきっかけに、自分なりの方法で調べたり、試したり、表現したり、作ったりする学びです。


その中で、「自分は何に心が動くのか」「どんなことが好きなのか」「どんなことが得意なのか」と、少しずつ“自分自身”を知ることにつながっていきます。


この「自分を知る力(自己理解)」は、将来どんなふうに生きたいか、どんな道に進みたいかを考えるキャリア教育の土台にもなっていきます。


そこで本校では、今年度から名称を改め、夏休み明けに「夏休み探究作品展」を開催することにしました。


この作品展は、自由研究や工作、観察記録、体験記録、創作動画、調査研究レポートなど、夏休みに子どもたちが「やってみたい!」「調べてみたい!」と感じたことに取り組んだ成果を展示する場です。


作品そのものの出来栄えよりも、「自分なりに考え、探究したこと、やってみたこと」に価値を置いた取り組みです。


ぜひこの夏休み、ご家庭でもお子さまの「なんで?」「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、作品展に向けての取り組みを応援していただけたらと思います。


子どもたちの「自分探しの旅」の成果を、保護者の皆様と一緒に見守れることを楽しみにしています。どうぞ充実した夏休みをお過ごしください。