本日より三学期が始まりました。
年末年始は、ご家族で過ごされる時間も多く、のんびりと温かいお休みになったのではないでしょうか。また、子どもたちにとっては、クリスマスプレゼントやお年玉をもらったり、久しぶりにおじいちゃんやおばあちゃんと会ったりなど、うれしく楽しい冬休みになったのではないかと思います。

さて、北陸地方において大地震が起こり、多くの方々が犠牲になりました。また、現在も衣食住に事欠く暮らしを余儀なくされている方々が大勢いらっしゃいます。お亡くなりになった方へ哀悼の意を表するとともに、一日でも早い復興を願います。そして、私たちもいつ何時、同じように被災するかもしれず、その備えの必要性を痛感致します。

本校では、年間6 回の地震や火災等の避難訓練に加えて、昨年より阪神淡路大震災の生起した1月17 日に合わせ、阪神淡路大震災被災体験の話を行っています。本校には震災当時、兵庫県に在住であった教員が二名います。その二名の教員が語り部となり、地震の恐ろしさ、その対策について、全校児童に話します。本やDVD で見る、知ることも大切なことですが、実際の被災体験を聞くことは、子どもたちにとって、とても有意義なことです。
また、単年の取り組みでありますが、本年度4 年生児童・保護者を対象に「学校防災キャンプ」を実施します。これは、非常災害時に的確な対応ができる子どもの育成を目的に地域コミュニティ、枚方市関係機関、消防等の協力を得て、行うものです。 詳細は、4 年生に後日、お便りを配布します。
以上のような取り組みを通して、子どもたちが災害への備えを身につけてくれればと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

校長　奥苑浩二