校内研修
- 公開日
- 2022/02/10
- 更新日
- 2022/02/10
学校の様子
2年2組の小森教諭が国語科の研究授業を実施しました。指導助言者ならびに講演会の講師として教育のためのTOC日本支部理事・事務局長マスターファシリテーター、株式会社 大和ハウス工業執行役員情報システム部長、株式会社メディアテック代表取締役社長と多方面でご活躍の松山竜蔵氏と枚方市教育委員会研修担当の矢島指導主事を招聘しました。
授業は「あなのやくわり」という単元で、本時のめあては『「トリビアの森」の発表を聞き合い、よいところを見つけよう』です。担任の小森教諭は、まず、教室の廊下側に掲示している単元計画を使ってこれまで学習してきたことの確認と本時の授業のめあてを確認することで児童に「学習の見通し」を持たせてから発表をさせます。
当日はコロナ禍のため、オンラインで授業に参加する児童もいたので、教室での発表者をiPadを使って家で学習している児童に配信したり、自宅にいる児童が発表したりと普段とは違う授業構成となりましたが、他の児童の「トリビアの森」の発表を聞いて評価シートに記入させ、上手な発表の仕方とはどのようなものか考えさせました。さらに、そのことを自分の発表に活かす工夫を考えさせました。
授業後の研究協議会では、授業中の教師と児童の活動のプロセスを見て「ここが探究活動だ」という場面に着目したり、自分ならどのような授業をデザインするかに着目し協議をしました。
まとめとして、講師の松山氏に「思考ツールで考える探究学習を阻む対立とその解決策」と題してご講演とワークショップならびに矢島指導主事に指導助言をしていただきました。
講演を聞いたり、ワークショップしたりすることをとおして経験の浅い教員も経験豊富な教員と意見を交流し論議を深めたりすることができ、理解をさらに深めることができました。