学校日記

6月17日(水)校内研究授業(6−1)

公開日
2026/06/17
更新日
2026/06/17

学校の様子

今日は、校内研究授業を行いました。禁野小学校では、研究教科を国語、研究主題を「自ら問いや自分のめあてを見つけ、自己調整しながら自分で学びを進められる子の育成」として、授業研究に取り組んでいます。

今日の授業は、6年の武林先生が行いました。「いざというときのために」という教材を使って、「論の進め方を工夫して、説得力のある防災の提案書を書く」ことを目標にした授業です。家族や友だちに見てもらい、命を守るために必要な防災の取り組みを考えてもらうために、提案書を書きます。

今の国語の授業は、このように「何のために」「どんな力をつけるのか」といったことを明確にして取り組みます。だから、「よくわからんけど、登場人物の気持ちを考えさせられた」「よくわからんけど、ポスターを作らされた」といったことはありません。

その証拠に、子どもたちは、この授業(今は1時間の授業ではなく「単元」というかたまりで授業を構成します)の目的をちゃんと理解した上で、自分でこの時間のめあてを立て、自分がやることを確認した上で、必要な情報を整理し、メモに落とし込むといった順序を経て、提案書を作成していきます。

だからこそ、写真にあるような、今求められている「子どもが主体となった学び」の様子が見られるようになります。目的やゴールがはっきりしているので、先生に教えられるのではなく、子どもたちでつながりながら、学びを進めていくことができます。

授業後の協議会でも、参観した先生たちの間で、活発な意見交流が行われました。これは、この授業がこれまでの授業とは違うからこそです。良かった点、改善点、疑問点など、様々な視点で様々な声が飛び交いました。

これらの意見や今日の授業について、講師である神戸常盤大学の山下敦子教授が、皆が納得する形の価値づけやご講演をしてくださいました。

授業に対しては、「学びの足跡シートによって、自分のメタ認知を行いやすくしていた」「提案書を書く必然性を感じられる設計になっていた」「学校司書のレファレンスもあって、子ども一人ひとりに合わせた個別最適な支援が、資料や本レベルまで機能していた」といったお言葉を。

先生たちには、「先生たちは、この授業の何を見ようと思って参観しましたか?今までの授業とは見方を変える必要がある」「1時間の授業ではなく、単元の終わりに子どもがどのような姿でどのような力をつけているべきか具体的にイメージすること」「『学び方』を学ばせること」「一斉授業も必要。それは、子どもが自走するための準備(耕し)としてということ」といったお言葉をいただきました。

その上で、今回の授業、そして先生たちの交流や協議会後の校長室での話や雰囲気がとても良かったとお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます。

今日の授業が禁野小学校で目指す授業や子どもたちの姿であり、具現化してくれた武林先生には感謝です。子どもたちも、自分たちでやる姿を見せてくれて、頼もしい限りでした。