学校日記

「考える力」が低下、AIを正しく使おう3

公開日
2026/08/13
更新日
2026/08/13

校長より

<専門家からのAIを使うときのアドバイス>

〇言語脳科学者・酒井邦嘉 東京大教授

「紙の本を読んで想像力を広げ、自らの手で文章を書くことこそ、真の『生成』。AIが作るものは既存のものを組み合わせた『合成』に過ぎない」

 

〇数理工学者・甘利俊一氏(深層学習研究の世界的権威)

「AIに頼りすぎ、自ら考え判断する力を失えば、人類の家畜化につながる」「考える過程に苦しみがあるからこそ、楽しみに到達できる」

 

<夏期研修について>

 本校では、この夏休み中の研修で「Gem(ジェム)」の活用について学びました。Gemとは、Google社の生成AI「Gemini」に、あらかじめ役割や答え方のルールを設定して作れるカスタムAIアシスタントです。

  研修を通じて確認したのは、「生徒にChatGPTやGeminiをそのまま使わせると、『答えそのもの』を受け取ってしまい、考える力の低下につながる」ということです。

そこで今後、「答えを教えない」「ヒントと問い返しで導く」「考えることを止めさせない」といったルールを組み込んだGem(授業用AI)の試行を行っていきたいと思っています。現時点では、全教職員がすぐに同じ水準で使えるわけではありません。まずは一部の授業で試みながら、校内で共有していければと考えています。