学校日記

5月27日(水)5校時 3年4組 数学 2年目教員 研究授業

公開日
2026/05/27
更新日
2026/05/27

学校生活の様子

「原爆ドームについての内容を理解することができる」が授業のめあてです。


広島での歴史を振り返り、原爆ドームや原子爆弾などを題材に英語で考えていきます。


この時間は、私(校長)が50分間、授業を見学しましたので、以下の通り講評を記載します。


◎気づいたこと

・チャイム着席が定着している。

△授業冒頭のあいさつ(good afternoon)終わりのあいさつ(see you)にゆっくりとした間があるとよい。

△英語の歌について、定着のための工夫があるとさらによい。(ゆっくり歌う・一部に絞って反復するなど)

・前回の学習プリント(受け身を用いた英文)について2人ペアで交流させ、その際、丁寧な個別指導が行われていた。発表させる際には、①発表後の全員の拍手→ 発表した生徒を全員で認める雰囲気

 ②教員の賞賛の声かけ ③シールの配付→ 自己肯定感やモチベーションアップの工夫などが見られた。

・展開2の活動では、冒頭に広島についての質問をして、生徒に答えさせるなど、興味づけを図っていた。

 その後、生徒間で交流させることで、さらにこれから学習することについても興味づけが強化された。

・単語の音読では、集中力を高めて取組ませるためのいくつかの活動が見られた。

 ①教員が発音→生徒が復唱 ②生徒に立たせて音読させて、できたら座らせる。→気分転換・集中アップ

・音読の最後に原爆ドーム、原子爆弾について音読させ、意識づけることで、今日のテーマにつなげていた。

 その後、めあて「原爆ドームについての内容を理解することができる」を示し、本時の活動を意識させた。

・学習プリントを配付し、リスニングの取組が始まった。

 1回目は聞き取るだけ、2回目は教科書を見てよいなど、段階的に取組ませてから、課題に向き合わせた。

・学習プリントの取組では、一人で取組んだり交流するなど、集中して課題に向き合う様子が見られた。

 教員の机間指導も丁寧に行われていた。

・学習プリントの解答や解説では、教員が一方的に生徒に伝えるのではなく、生徒とのやり取りを通したり、生徒が発言したことについて、全体に提起して、学習理解を深めるなどの工夫が見られた。

(例1)

 生徒を指名する→答えさせる→解説をする→生徒の発言の一部分を深める→全体に問題提起する→確認

(例2)

 全体に挙手をさせて理解度を確認する→指名して答えさせる→何度かやり取りをする→自己解決させる

※例1・2ともやり取りの中で何度も教員から生徒への賞賛の声かけがあった。→生徒の安心感につながる。

・授業終盤のホワイトボードに示した原爆ドームについての2つの課題については、深い学びが見られた。

①課題の提示 ②ポイントを伝える ③交流させる ④指名をして答えさせる ⑤大切なポイントを丁寧に聴き取り、何度もやり取りをする ⑥答えを導き出す ⑦まとめとして、学んだ内容を音読させる

⑧教員が音読 生徒が復唱→ゆっくりと確認しながら、大切なポイントは立ち止まって解説を行う

⑨2人ペアで音読をさせる ⑩一文ずつ読み合う ⑪受け身の二か所をチェックさせる

このようにねばり強く、いろんなアプローチで生徒の意欲を高めて、学習理解につなげていた。

・最後に動画を視聴することで、広島についても深く学ぶことができた(カリキュラムマネジメントの視点)

・さらに英文で何が伝えられていたのかを2人ペアで交流 → 生徒に聞いて全体共有 → 教員の解説

 この流れで、本時で学んだことをしっかり振り返ることができた。

・授業の最後の振り返りプリントにもしっかりと取り組ませることができていた。

◎ポイント

①生徒の自己解決を促す会話のキャッチボール

・随所に生徒とのねばり強い会話のやり取りを通して、自己解決につなげる工夫が見られた。

②生徒の自尊感情を高め、課題解決への意識を高めるための丁寧な個別指導

・一人ひとりの生徒の様子をよく見て、進捗状況なども確認しながら、何度もアプローチをしていた。

※遠くから生徒の様子を見て、態度や目線などから生徒の状況を把握できるようになるとさらに良い。

③一つの課題について、多くのアプローチを行うことでの深い学びの定着

・一人学習、生徒間交流、教員とのやり取り、動画の活用など、興味関心を深める仕かけが見られた。


※写真1:英語の歌の練習
 写真2:2人ペアの交流
 写真3:単語の音読
 写真4:立位による単語の音読
 写真5:教員と生徒のやり取り
 写真6:英文の説明
 写真7:原爆ドームについての2つの課題
 写真8:動画の活用(原爆ドーム・原子爆弾など)