「春のあんしんネット・新学期一斉行動」について
- 公開日
- 2021/02/09
- 更新日
- 2021/02/09
お知らせ・緊急連絡
文部科学省より、「春のあんしんネット・新学期一斉行動」について、協力の依頼がありました。
これは、近年、スマートフォン等.の急速な普及に伴い、無料通話アプリやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、オンラインゲーム等のいわゆるソーシャルメディア等により高い利便性が得られる一方、長時間利用による生活習慣の乱れや、不適正な利用により、トラブル、いじめやプライパシー上の問題等につながるケースも見られます。
加えて、SNSを通じて小学生が加害者と知り合い誘拐されるなど、SNSを起因とする青少年の犯罪被害が多発しています。
こうしたケースを防ぐためにも、未来を担う青少年が、様々なリスクや対応策を理解した上で、インターネット等を正しく利活用できる環境を整えることが、従来にも増して重要となっています。
このような認識の下、文部科学省では関係府省庁とともに、2月から5月の多くの青少年が初めてスマートフォン、タブレット等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期に、インターネット等のサービスを提供する事業者や学校等が連携して、青少年・保護者に対してスマートフォンやSNS等の安心・安全な利用のための啓発活動を「春のあんしんネット・新学期一斉行動Jとして、実施するとのことです。
保護者の方には、2点について、ご協力の依頼がありましたので、お子様たちの安全・安心のために、よろしくお願いいたします。
また、リーフレットをHPに掲載(「その他のお知らせ文書」)しましたので、ぜひ、お子様とご一緒にご覧ください。
(1)家庭内におけるルールづくりの推奨
インターネットに接続して使用する機器(スマートフォンやゲーム機等)については、子供に持たせるか持たせないか、発達段階等に応じて判断することが重要です。
また、メリットとリスクを正しく認識し、「賢く安全に使えるJようにするために親子で話し合った上で、子供の発達段階や知識に応じた家庭におけるルールづくりや大人と子供が一緒に取り組むことができる環境づくりが大切です。
特に、SNSを起因とする犯罪被害が増加していることから、「ネットでしか知らない人」と直接会わない、トラブルを一人で抱え込まない等、家庭でのルールを考えるとともに、フィルタリングのカスタマイズ機能を使用すれば、有害情報等の利用を制限しつつ、'SNSを利用することはできますので、SNSの安心・安全な利用について親子で十分話し合うことも大切です。
(2) スマートフォン等の購入時におけるフィルタリングの徹底やペアレンタルコントロールの積極的な利用
子供が使用するースマートフォン等の新規回線契約又は機種・名義変更を伴う回線契約の変更・更新時には事業者からフィルタリングの必要性及び内容に関する説明をしっかりと聞くとともにぜ安易に断ることなく子供と話し合って積極的にフィルタリングを活用することが必要です。
また、子供のスマートフォン等の利用状況を把握し、利用時間の制限・調整、課金管理等、フィルタリング以外のベアレンタルコントロールの機能も併せて活用するとともに、既にスマートフォン等を契約済の場合でも、改めて親子でフィルタリングを始めとするペアレンタルコントロールの必要性について話し合ってみることも大切です。