学校日記

(6年生)予想を裏切る結果〜酵素の不思議〜

公開日
2026/05/21
更新日
2026/05/21

学校の様子

6年生の理科室では、ワクワクする実験が行われていました。今日の課題は『「大根」「人参」「玉ねぎ」「パイン」の中で、でんぷんを分解する酵素を持っているのはどれか?』というものです。

水溶き片栗粉に、4つの食材をすりおろした液体をそれぞれ加え、ヨウ素液を垂らして色の変化を観察していきます。実験前のクラス予想では、「パイン」がダントツの第1位!次いで「玉ねぎ」が人気を集め、なんと「大根」はわずか1名、「人参」にいたっては0名という、かなり偏った予想からスタートしました。

しかし、いざ実験を進めていくと、驚きの結果が待っていました。実は、でんぷんを分解する酵素(アミラーゼ)を豊富に含んでいるのは、予想で最下位争いをしていた「大根」だけだったのです。

実際の実験では、すりおろし方や温度などの様々な要因で、教科書通りにはうまくいかなかった班もありました。しかし、それも立派な科学のプロセスです。また、さらに学びを深めると、「酵素」と一言で言ってもたくさんの種類があることが分かりました。今回でんぷんは分解しなかったパインや玉ねぎですが、実は「お肉のたんぱく質を分解して柔らかくする酵素」をたっぷり持っています。

予想外の結果に驚き、失敗の理由を考え、「だから酢豚にパインが入っているんだ!」「お肉料理に玉ねぎをすりおろすんだ!」という生活の知恵へと繋がっていく。6年生の知的好奇心を大いに刺激する、素晴らしい探究の時間となりました。