学校日記

(5年生)音を聴き、心を合わせる「キリマンジャロ」

公開日
2026/07/09
更新日
2026/07/09

学校の様子

これまで各パートごとに熱心に練習を重ねてきた5年生の「キリマンジャロ」。この日は、いよいよすべての楽器が一つになる「全体合奏」が行われていました。

それぞれのパート練習も迫力満点でしたが、全パートが重なり合った合奏の響きは、本当に聴き応えのある素晴らしいものでした。子どもたちが真剣な表情で、できるだけ正確に音を出そうと指先やバチに集中する姿には胸を打たれます。

しかし、素晴らしい合奏は「自分の音を正しく出す」だけでは完成しません。 大切なのは、「周りの音をよく聴くこと」、そして全体の響きの中に自分の音をどう調和させていくかいう視点です。

子どもたちは無意識かもしれませんが、「自分だけの世界」から一歩引いて、教室全体の音のバランス(客観的な状況)を聴き取り、自分のリズムを微調整していました。ここには、高学年としての洗練された「Critical Thinking(全体の中の自分を客観的に捉える力)」と、見事な「Collaboration(協働)」が息づいていました。

曲の完成まであと少し。この挑戦をやり遂げたとき、子どもたちには音楽の「音の変化」だけでなく、周りを思いやり、調和を創り出せるようになった「自分たちの心境の変化(成長)」にも、ぜひ気づいてほしいと願っています。