学校日記

(2年生)何がわかれば計算できる? 〜遊園地のイラストから解き明かす『かけ算』の仕組み〜

公開日
2026/10/08
更新日
2026/10/08

学校の様子

2年生の算数の時間、子どもたちは算数の大きな節目となる「かけ算」の文章題問題に挑戦していました。

この日のめあては「全部の数を求めるには、何がわかればいいか考えよう」です。

教科書の遊園地のイラストを開き、まずは飛行機に乗っている人数を数えます。「1台に3人ずつ乗っている(1つ分の数)」と「それが4台分ある(いくつ分)」という2つの情報が揃って初めて、「3×4」という式が成り立つことを確かめました。

続いての問いは「汽車に乗っている全員の人数」。しかし、教科書のイラストでは汽車がトンネルから完全に出ておらず、後ろの車両が見えません!

「1両に5人ずつ乗っているけれど・・・」 「3両目は1人しか見えないよ? 2人乗っているのかな?」 「11人? いやギリギリ1人見えるから12人かも!」 「でも、トンネルの中にまだ隠れているかもしれないから決められないよ!」

子どもたちは「計算するためには必要な情報(データ)が足りない」という本質的な課題に自ら気がつきました(Critical Thinking)。

そこで担任の先生が「実は次のページに続きがあるんだよ」と種明かし。ページをめくると「汽車は全部で3両」であることがはっきり判明し、「これで5×3ができる!」とスッキリした表情が広がりました。

単に九九の暗記をするだけでなく、「なぜその式になるのか」「式を立てるにはどの情報が必要か」を論理的に突き詰めていく2年生。身近な場面を通して、数学的な思考力と探究心を頼もしく伸ばしています。