(4年生)見えない世界を体験して気づいた『本当の優しさ』 〜アイマスク体験と当事者視点の獲得〜
- 公開日
- 2026/10/08
- 更新日
- 2026/10/08
学校の様子
4年生の総合的な学習の時間では、福祉・バリアフリー学習の一環として「アイマスク体験」が行われました。
先日行ったパラスポーツについての調べ学習に続き、今回は「実際の生活における困り感や必要なサポート」を身をもって体感する探究活動です。
子どもたちは2人1組のペアを作り、一人がアイマスクを着用。もう一人のパートナーが「右に曲がるよ」「ここに机があるよ」と声や手元で誘導しながら、普段は何気なく行っている「ランドセルをロッカーに入れる」などの日常動作に挑戦しました。
体験後のふりかえりでは、子どもたちから生々しくも貴重な気づきがたくさん寄せられました。
「帰る準備をするとき、何も見えなくてすごく怖かった。隣の人が助けてくれたけれど、それでも「自分のロッカーはどこだろう?」と不安になった。街で見かけた時、自分は「簡単そう」と思っていたけれど、あの人も本当はすごく怖かったんだと気づいた。次に見かけたら絶対に手助けしたい!」
「触る感覚しかなくて物を取るのが難しかった。机にぶつかりそうになったり、自分がどこにいるのか分からなくなったりした。点字ブロックがどれだけ役に立っているのか、今度もっと詳しく調べてみたい!」
実際にアイマスクをつけ、相手の歩幅に合わせて声をかけ合う体験を通し、単なる知識(「大変そう」という他者事)から「自分ごと」としての深い共感と当事者視点を獲得した4年生。
「街で困っている人を見かけたら自分から声をかけよう」「点字ブロックの役割をもっと探究しよう」と、子どもたちの視線はすでに次の自律的なアクションへと向かっています。