学校日記

(6年生)固定観念をこえる描写と、共に楽しむ理科探究

公開日
2026/10/20
更新日
2026/10/20

学校の様子

6年生の教室では、図工と理科のそれぞれで、子どもたちの柔軟な思考と弾ける笑顔が広がる探究の時間が生み出されていました。

図工の時間に子どもたちが向き合っていたのは、スクリーンに投影された「ドーナツ」の描写です。これまでに「三色団子」や「レモン」の絵で、あえて想像もしない下地の色を忍ばせることで立体感を立ち上がらせる技法を学んできた子どもたち。今回のドーナツの下地には、「うすだいだい」や「おうど色」といった一見意外な色彩が選ばれました。

「えっ、その色から塗るの?」と迷う様子はもうありません。子どもたちはこれまでの学びの手ごたえを胸に、見たままの表面の色にとらわれることなく、光の当たり具合や影の深みを意識しながら幾重にも色を重ねていきます。固定観念を解きほぐし、観察と試行錯誤を繰り返しながら表現を深めていく画面からは、一人ひとりの豊かな感性と奥行きのある世界観が確かに立ち現れていました。

一方、理科の授業では「月と太陽」をテーマにした〇✕クイズで大盛り上がりを見せていました。タブレット端末に配信された全30問のクイズに順番に挑む子どもたちですが、その内容は大人でも思わず首をひねるほど歯ごたえのある難問ばかり。

教室を訪れた校長も飛び入りで参加し、子どもたちと一緒にじっくり長考する場面も。「これ、どっちだろう!」「月って実はさ……」と、近くのお友達と楽しそうに根拠を語り合いながら画面に向かい合う姿には、学びを心から楽しむ温かな空気があふれていました。

クイズの正解発表は明日の授業にお預けとなりましたが、問いを抱えて明日を楽しみに待つ子どもたちの輝く表情が、とても印象的なひとときとなりました。