学校日記

(5年生)温かな対話と文章構造から、筆者の思いと「和の文化」に迫る

公開日
2026/11/06
更新日
2026/11/06

学校の様子

5年生の国語の教室では、説明文「和の文化を受けつぐ 〜和菓子をさぐる」の深読み活動が行われていました。

本時のめあては「筆者がどんな観点(視点)から『和菓子』を説明しているのかを考える」です。子どもたちは説明文の全体像を捉えるため、まず文章を「序論・本論・結論」の大きなまとまりに分類していきます。その上で、中心となる「本論」がどのような観点で構成されているのかを、教科書の記述を根拠にしながら丁寧に読み解いていきました。

ワークシートを活用しながら思考を整理していくと、本論が鮮やかな「3つの観点」で組み上げられていることに子どもたちは気づいていきます。

  • 観点①(2〜6段落)【和菓子の歴史】:和菓子がどのように誕生し、時代を超えて受け継がれてきたのか

  • 観点②(7〜11段落)【和菓子と他の文化】:季節の移り変わりや日本の自然の美しさがどのように和菓子の意匠に込められているか

  • 観点③(12〜15段落)【和菓子の文化を支える人々】:伝統技術を守り、未来へ伝えようとする職人や人々の温かな思い

この探究の輪をさらに広げていたのが、教室に流れる担任の先生と子どもたちとの心地よい対話のやり取りでした。

先生の指導や指示のテンポよさと、その言葉に返す子どもたちとの会話が厳しさと温かさが入り混じっています。

単に書かれている事実を追うだけでなく、先生とのやり取りを通して論理の組み立て(構造)や筆者の「和の文化」に対する思いを追跡していく5年生。伝統文化の奥深さと、仲間や先生と言葉を交わし合う学びの楽しさを、全身で味わう時間となりました。