9月1日(月) 6年算数
- 公開日
- 2025/09/01
- 更新日
- 2025/09/01
6年生
現在、子どもたちは「形が同じで大きさがちがう図形を調べよう」という単元で、拡大図や縮図の学習に取り組んでいます。例えば、三角形を2倍に拡大した図をかく活動では、ただ図をかくだけでなく、どのようにかくかを考え、ノートに説明を書くことで、図形の構成や性質への理解を深めています。
このような学習を通して、図形の「形」や「大きさ」だけでなく、辺の長さや角の大きさ、位置関係など、図形を構成する要素に目を向ける力が育っていきます。
一方で、全国学力・学習状況調査の結果からは、角の大きさについては理解できているものの、「平行四辺形の性質を使ってコンパスで作図すること」や「台形の意味や性質の理解」に課題があることがわかっています。
こうした課題に対応するためにも、今学習している拡大図・縮図の単元でも、図形の構成の仕方や性質に着目する力を育てることが重要です。例えば、辺の長さや角の大きさ、辺同士の位置関係に注目しながら図形をかいたり、図形の性質をもとに分類したりすることで、より深い理解につながります。
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