11月10日(月) 5年総合的な学習
- 公開日
- 2025/11/10
- 更新日
- 2025/11/10
5年生
+1
春から育ててきた「バケツ稲」の稲刈りを行ったことは先日紹介しましたが、先週、子どもたちは自分たちで育てた稲を丁寧に刈り取り、束ねて干す作業に取り組みました。
干した稲が乾いた後は、いよいよ「脱穀」と「もみすり」の作業です。手作業での脱穀は、思った以上に時間がかかり、子どもたちからは「こんなに大変なんだ!」「もっとたくさん取れると思ったのに…」という声も聞かれました。
実際に脱穀してみると、収穫できたお米の量は予想よりも少なく、「お米を作るって、すごく大変なんだな」と実感する子が多くいました。もみすりの作業も手作業で行ったため、粒を一つひとつ丁寧に取り出す作業に苦戦しながらも、最後まで頑張って取り組んでいました。
今では農家の方々が機械を使って効率よく作業されていますが、昔はすべて手作業です。「農家の人ってすごい」「昔の人は本当に大変だったんだな」と、子どもたちが農業の苦労や工夫に目を向けるきっかけにもなったと思います。
このような取組で、少しだけかもしれませんが、食べ物のありがたさや、作ってくださる方々への感謝の気持ちを育むことができたように感じます。今後も、子どもたちが実体験を通して学びを深めていけるよう、取り組んでまいります。