日本の工業生産と貿易について学習していました。

子どもたちは、貿易における輸送手段の違いに注目し、船やトラックなどを比較しました。船は一度に大量の荷物を運ぶことができる反面、時間がかかります。トラックは運べる量は少ないですが、短時間で目的地に届けられる利点があります。このように、輸送手段は「目的によって使い分ける必要がある」ということを理解しました。

また、日本は資源に恵まれていないため、生活に必要なものを輸入に頼らざるを得ないという現実も学びました。子どもたちは「日本の暮らしは世界とつながっている」ということを実感しています。

隣のクラスでは、家庭学習で調べてきた「衣類など身の回りのものがどこの国から輸入されているか」「国内ならどこの都道府県で作られているか」を班で交流し、調べた内容を地図に付箋で貼り付けて、見える化する活動を行っていました。このように、子どもたちは身近な生活と世界のつながりを理解し、社会のしくみを考える力を育んでいます。