学校日記

1年生国語「まとめてよぶことば」—子どもの“やりたい”が広がる学び

公開日
2025/11/20
更新日
2025/11/20

学校の様子

【1年生国語「まとめてよぶことば」—子どもの“やりたい”が広がる学び】


1年生の国語では、「まとめてよぶことば」の学習を行いました。


「バナナ」「みかん」「ぶどう」――

子どもたちは黒板の前で一生懸命に考え、

「まとめてよぶと……くだもの!」と元気よく発表していました。


担任の笠原先生は、子どもたちの小さなつぶやきや気づきを逃さず受け止め、それをそのまま授業づくりにつなげていきます。

子どもが発した言葉がその場で承認され、学びの流れに生かされるため、教室には自然と「心理的安全性」が満ちています。

教師の立てた計画に子どもを合わせるのではなく、子どもの学びによって授業が形づくられていく――そんなあたたかい時間です。


そして後半は「ぐんぐんタイム」。

これは 自己選択・自己調整・自己決定 を大事にした学びの時間です。


・仲間集めゲーム

・古今東西ゲーム

・仲間になる言葉をいくつ書けるかなゲーム


などの活動から、子ども自身が「今やりたい学び」を選びます。

どのテーブルも笑顔があふれ、友だちと相談したり、試したり、工夫したりする姿がとても印象的でした。


学力にはいろいろな定義がありますが、私自身は、

「学力とは、学びたいという気持ち(モチベーション)」

だと考えています。


すべてを網羅することも大切ですが、もっと大切なのは子どもが「やってみたい!」「もっと知りたい!」と思えること。

没入し、夢中になれる授業を、これからも増やしていきたいと思います。