12月30日(月)おしょうがつを むかえるにあたって(3)
- 公開日
- 2024/12/30
- 更新日
- 2024/12/30
学校の様子
しめ縄(なわ)は、年神様(としがみさま)がいらっしゃるための印(しるし)です。また降(お)りた神様(かみさま)の、神聖(しんせい)な場所(ばしょ)を示(しめ)すものです。
これがある限(かぎ)り悪(わる)いものが入(はい)ってこれないという一つの壁(かべ)のような役目(やくめ)もしてるのだとおもいます。しめ縄(なわ)飾(かざ)りを玄関(げんかん)に飾(かざ)るのは、ここが年神様(としがみさま)を迎(むか)える家(いえ)だということを表(あらわ)すためです。玄関(げんかん)に限(かぎ)らず、水道(すいどう)の蛇口(じゃぐち)(古(ふる)くは井戸(いど))などさまざまです。以前(いぜん)は、車(くるま)の前(まえ)にもつけていた人(ひと)がいたぐらいです。
しめ縄(なわ)に裏白(うらじろ)やだいだい(ミカン)や松葉(まつば)を飾(かざ)るのは正月(しょうがつ)だけのことだそうです。神様を迎えるめでたい気持ちと、食料(しょくりょう)を蓄(たくわ)えることへの祈願(きがん)を表(あらわ)していると考(かんが)えられています。紙(かみ)でつくられたしで(たれ)をつけたものもあります。全(すべ)ては、この場所(ばしょ)が神聖(しんせい)なきれいな場所(ばしょ)であることを示(しめ)しています。