12月29日(日)おしょうがつをむかえるにあたって(2)
- 公開日
- 2024/12/30
- 更新日
- 2024/12/30
学校の様子
12月29日、31日に門松(かどまつ)を飾(かざ)ったり、注連縄(しめなわ)・鏡餅(かがみもち)を飾(かざ)ったりすることは避(さ)けるように言(い)われています。
それは、29が「にじゅうく」と読(よ)み、「二重(にじゅう)の苦(く)」とも考(かんが)えたらしく、それを避(さ)けるためだそうです。少(すこ)し、今(いま)では考(かんが)えにくい内容(ないよう)ですが。
また、年神様(としがみ)は31日には来(こ)られるとのことですので、目印(めじるし)をその同(おな)じ31日に飾(かざ)るのは、年神様を迷(まよ)わせてしまうとの理由(りゆう)だそうです。
民俗学者(みんぞくがくしゃ)の柳田國男(やなぎだ くにお)先生はは、一年(いちねん)を守(まも)る神(かみ)、農作(のうさく)を守る田(た)の神、家(いえ)を守る祖霊(それい)の3つを一つの神として信仰(しんこう)した素朴(そぼく)な民間神(みんかんがみ)が年神様(としがみさま)であるとしています。古くから日本で大切にしていることをこれからも子ども達に伝えていきたいです。