12月16日 6年生 平田オリザ先生によるコミュニケーション授業②
- 公開日
- 2025/12/16
- 更新日
- 2025/12/16
学校の様子
グループで話し合った劇を発表し、平田先生からの振り返りを受けて、朝の教室のワンシーンという設定はそのままに、自分たちの台本をつくっていきます。あらためて配役を決め直し、「先生が教室に入ってくるまでの時間は、噂話をしよう」「先生が教室を出て行った後は、転校生と趣味についての話をしよう」「転校生は外国から来たという設定にするから、話し方を変えよう」などと細かい設定やシチュエーションまで、子どもたちはアイデアを出し合って物語を作っていきます。
演じるということは他者理解に通じるそうです。セリフを考えているうちに「なぜこの人はこんなところでこんなことを言うのだろう?」というように自分の役や他の人の役について自然と感じ取れるようになってきます。また、演劇では異なる意見があったときにも折り合いをつける必要が出てきます。こうした合意形成を図ることも他者理解へとなります。