令和5年度修了式
- 公開日
- 2024/03/22
- 更新日
- 2024/03/22
校長先生のお話
令和5年度修了式 式辞
本日で、令和5年度が終わります。先日の13日には、157名の3年生が無事卒業を迎え、この学校を巣立っていきました。
その卒業証書授与式に立ち会える在校生はほんの一部なので、今日はその時の様子を皆さんにお伝えします。
まず、卒業の歌「群青」についてですが、これは3年生を送る会でみなさんとともにきかせてもらいましたが、当日は、あれからさらに成長したものとなっていました。
ブログでも予行の時と当日の時の歌声を載せていますので、その成長は皆さんにも伝わると思いますが、たった何日間でこれほど成長するのかと感動しました。
これは、みなさんも同じで、やる気になれば短い期間でもぐんと成長する時期なのです。
そして、卒業証書授与式の時の様子です。
今年度は一人ひとりに卒業証書を私から手渡ししました。
高校では、多くの学校で、一部の生徒が代表として、卒業証書を受け取る形となっています。
大学の卒業証書にあたる学位記も一人ひとりが受け取ることはありません。ですから、今回、もし、代表だけが受け取る形式にすると、校長先生からほとんどの人が直接卒業証書を受け取る機会がなくなってしまいます。
だから、その意味が今は分からなくても、今回一人ひとりに卒業証書を手渡ししたいという思いが私にはありました。
そして、一人ひとりに手渡しして良かったと思う瞬間がありました。多くの生徒が、卒業証書を受け取る時に、「ありがとうございます」と言っていました。
その「ありがとうございます」が言えるみなさんに成長していたことに先生も「ありがとう」と思いました。
さあ、次は皆さんの番ですね。卒業生のみなさんの多くは、新しい生活に向けて制服採寸などそれぞれの進路に向かうための、次の準備をしています。
4月からスタートするのではなく、皆さんも次の準備に取り掛かってみてはどうですか。
競技でのフライングは駄目ですが、人生において、フライングはおおいに結構だと思います。
以上です。