学校日記

(教育長メッセージ)枚方市立小中学校 児童生徒の皆さんへ

公開日
2023/05/09
更新日
2023/05/09

枚方市教育委員会からのお知らせ

令和2年2月から3年3か月程、皆さんには、新型コロナウイルス感染症対策として、いろいろな「がまん」をしながら、学校生活を送ってきてもらいました。皆さんが楽しみにしていた行事がなくなったり、規模が小さくなったりして、悲しい思いや寂しい気持ちになった人も多かったのではないでしょうか。
そんな中でも、いろいろな工夫をしながら、たくさんのことに取り組んできたのではないでしょうか。それは本当にすばらしいことだと思います。


これからも、手洗いや掃除をしっかりすることは大切ですが、5月8日、本日から、これまでのような「がまん」をする場面が少なくなります。
「給食を食べながら友だちとおしゃべりすることができます。」
「マスクを外した上で、笑顔で笑い合うことができます。」
「大きな声で歌ったり、みんなでリコーダーを吹いたりすることができます。」
「声を掛け合いながら、スポーツを楽しむことができます。」
これまで「がまん」してできなかったこと、しづらかったことができるようになります。


そして、3年前になかった物が、皆さんの前にあります。一人一台のタブレットです。タブレットがあることで、オンラインで学校の外の人と話すことができるようになったり、教科書の文字を大きくして読んだり、いろいろな工夫をすることができるようになりました。
これからもこうした工夫をしながら、「楽校(楽しい学校)」を皆さんで一緒につくっていきましょう。


最後に、皆さんに守ってもらいたいことがあります。
「マスクを外すのも自由、外さないのも自由」
友だちにマスクを着けること、外すことを無理に言ったりしないでください。
まだまだ、新型コロナウイルス感染症に不安をもつ人、病気にかかってしまう人もいると思います。そういう人にも優しい声をかけてほしいと思います。
自分を大切に、友だちを大切にして皆が楽しい「楽校」をつくりましょう。


令和5年5月8日
枚方市教育委員会
教育長 尾川 正洋