学校日記

垂直避難訓練

公開日
2025/06/03
更新日
2025/06/03

学校の様子

本日は、水害が発生したことを想定した垂直訓練をおこないました。本校区は、多くのご家庭が淀川に近い地域で生活をしています。そのため水害を想定した意識を普段からもつことや具体的な行動につなげることは、大切な命にかかわる視点です。
2011年に発生した東日本大震災においても地震の発生から早い場所で津波が到着するまで約25分。
地震も想定すると、その時間内に安全な場所に全員が移動する必要があります。
また、学校外で避難が必要な事態が発生した時、中学生が地域で果たす役割は大きなものとなります。学校の教職員がいない状況でも、近くにいるご年配の方のサポートや、小学生や園児にも声をかけて避難を呼びかけるなど、おそらく地域の中で中学生自身が判断し、多くの命を救うための行動をとることになります。実際に、2018年6月18日に発生した大阪北部地震の際にも、登校時間だったこともあり、中学生が集団登校中の小学生に声をかけられたことで、安心して避難できたという声も聞きました。
本校生徒一人ひとりが中学生としての自覚を更にもち、今日の訓練を踏まえ、感じたことや気づきを、有事の際に活かすことをこれからも意識し、普段から命を大切にできる本校生徒であって欲しいと思います。