最後に実行委員の児童から、お礼の言葉がありました。

さあ、次はお弁当タイムです。
（あいにくのお天気で隣接の公園の芝が濡れているためこのまま屋内に）

これも実行委員の児童から言葉が。
「午後も充実した校外学習にしましょう！」

大きな拍手が起こりました。

すぐには答えられないスルドイ質問も出て、素晴らしい質問タイムでした。

　

質問コーナーでは、どんどん手が上がりまして、
本校の子どもたちの無垢で意欲的なところが遺憾なく発揮されました。

後のスケジュールの関係で時間を区切らざるを得ず、
質問できるる児童は最初に立った者だけ、とせざるを得ませんでした。

場内へは、メモの持ち込みはしなかったので、
ホールに帰ってきたら熱心にメモをとる児童がいました。感心、感心〜。

名残惜しそうに退場する子どもたち。
ここでの体験をしっかり記憶に留めたようでした。

また一台パッカー車が入場しました。

プラットホームの黄色の扉の後ろには、貯めるピットがあります。
2段階の安全機構があって、黄色の扉が閉まらないと、
ピットが開かない形になっています。転落防止の安全機構ですね。

場内は一方通行でこれも安全に配慮がされています。
また、高速シートシャッターが設置され、
臭いを外に出さないようになっています。
エアーカーテンは、常に空気を出していて、
これも臭気を外に逃さない仕組みです。

さて、次はパッカー車の入る「プラットホーム」にきました。

ここでド迫力の作業を見学するわけですが、
ここに搬入するドライバーの方々の優しいこと。
全員が、子どもたちにやさしく笑顔で手を振ってくれます。

子どもたちは大喜びです。

さて、クレーンはどれくらいの大きさなのでしょうか。
直径4.5メートルだそうです。
3人の児童に協力してもらい、「爪」の大きさを実感しました。

足元に印が打ってあります。

ですので、1日60回ほどクレーンで炉に入れる以外は、
丹念にかくはん作業をしているというわけです。
昼間は1人で運転し、夜間は自動だそうです。
1回二トン✖️60回。1つの炉あたり、百二十トン／日の処理をしています。

燃焼効率を高めるために、ゴミを均一化する作業なのです。
先に申しました通り、ゴミは水分が多い上に様々なものが含まれております。
850度で燃焼するのが効率的なのですが、生ゴミだと燃えにくく、
逆にプラスチックのようなものだと温度が上がり過ぎて炉を痛めてしまいます。

ただ、これはご想像のとおりまき散らしているわけではありませんで、
24時間ゴミを混ぜ続けるのには意味があります。

クレーンの「爪」が、ゴミをつかんだ、そして、まき散らした！

なんか上がってきた〜。

ここで生み出した電気は、ここで使う他は売電し
年間で2億8千万円の売り上げになっているとのこと。

生ゴミの半分は水で、まずは乾燥させる工程があります。
燃焼熱→ボイラー→タービンを回して→発電します。
高温から、数百度急激に下げることで、ダイオキシンが出なくなるそうです。

タービン室を隔てるガラスから、振動が伝わります。
熱からも守られています。

燃焼の熱でタービンを回して発電します。

更新を再開しますね！

センターの中央制御室にやってきました。
ここは、24時間365日、日勤と交代制で運転とメンテナンスを行っています。

　

出入り口で2回重さを計測して、その差が持ち込んだゴミの量です。

この廊下は100メートルあります。
煙突と同じ長さだそうです。