【先週の児童シリーズ 6年生の総合の学習 なぜ自分たちでルールをつくるのか】4
- 公開日
- 2023/11/28
- 更新日
- 2023/11/28
五常小の日常
児童は、本校のスローガンである「毎日楽しい学校」を受け、
自分たちで「楽しい学校」の定義づけを行い、
「私たちの学校安心ルール(案)」をもとに、
「哲学対話」の手法を使って、対話活動を行ってきました。
小学校では極めて珍しい、「自分たちで学校のルールをつくる」学習。
おそらく全国初になるであろうこの試みに、当初児童は興奮していました。
しかし、対話を重ね時が経つにつれて、
児童は、「今の学校のルール」に多少の不満はあるものの、
全体的には納得感を感じており、当初の熱がやや下がってきているようです。
そこで本時では【ルールメイキング】の原点に立ち返り、
「自分たちでルールをつくることの大切さ」について、
対話を通して児童と先生も含めた全員で共通の納得解を見出し、
この後の原動力につなげていくことを狙っています。
報告を終えて、司会がこれら結果の「共通点」について
まとめます。。。すると、、、えっっっ、、ホント!?
今それまとめたの!? お見事! 司会、グッジョブです、素晴らしい!
そのまとめをもとに、本時「哲学対話」の問いが出されます。
次々に児童の手が上がります。今日の問いリストが出ました。
「今日の問い」を決めます。
(メタルールで、問いの決定は多数決と決めています)
問いに対する対話が始まりました。
この場では、真剣に考えたのであれば、何を言っても良いという
心理的(知的)安全性が、児童全員により担保されています。
発言者は、毛糸のボールを持って発言します。
(これ持っているとすごく発言しやすいようです)
ボールを持っている人だけが、発言するルールです。
発言者が、次の発言者を指名します。
手を挙げた人にあてる時がほとんどですが、そうでない場合もあります。
「わかりません」も立派な発言とみなされています。