071003 5年・6年 祈りを込めた踊り
- 公開日
- 2025/10/03
- 更新日
- 2025/10/03
6年生
本日から本格的に運動会に向けた練習が始まりました。5・6年生による団体演技は「エイサー」です。昨日は踊りの練習に入る前に、まず全員で「エイサーとは何か」を学びました。エイサーは沖縄に古くから伝わる伝統芸能で、豊年祈願や祖先供養の踊りとして受け継がれてきました。一方で、沖縄の人々が戦争の悲惨な時代を生き抜き、平和を願ってきた歴史とも深く結びついています。
学習の中で子供たちは、沖縄の人々が抱いてきた願いや思いを知り、
「悲惨な時代も生きてきた沖縄の人たちの思いが詰まったエイサーをしっかりと踊りたい」
「平和への思いを見ている人に伝えたい」
といった感想を述べていました。
そうした学びがあったからこそ、今日から始まった踊りの練習にも子供たちの表情や動きに力がこもります。歌詞に出てくる「祈りの海」とは何を意味するのか、この腕の動きは海を表しているのかと、歌や踊りの意味を考えながら表現しようとする姿が見られました。単なる演技ではなく、歴史や平和への願いを背負った表現として踊りに挑もうとする姿勢がとても印象的です。