学校日記

(6年生)動画とノートで振り返る、メタ認知する力の大切さ

公開日
2026/06/10
更新日
2026/06/10

学校の様子

6年生の算数の教室を訪れると、単元の締めくくりとなる「まとめ」の授業が行われていました。 限られた時間でしたが、これまでの算数の時間を記録した動画、単元計画表、ノート、プリントといった、客観的な様々な「学習のツール」をもとに、子どもたちはこの単元における自分の学びのプロセスをじっくりと振り返っていました。

特に印象的だったのは、自分たちの学びの様子を撮影した「動画」を使った振り返りです。 映像を客観的に見つめることで、子どもたちはある面白い「変化や違い」に気づきました。それは、学びに向かっているときと、普段お友達とリラックスしてお喋りをしているときでの「視線の配り方」や「声の大きさ」の違いです。真剣に課題に向き合い耳を傾けているときの目線、教室全体が学びに向かっているときの声のトーン・・・。「学ぶときの自分」を映像を通して客観的に分析していくことで様々な気づきがあります。

また、ノートの使い方の工夫もたくさん紹介されました。 解いた問題の数をあらかじめ問題の前に書き込んで自分の「努力の量」を可視化している人。同じ「丸つけ」であっても、すんなり解けた場所と、少し課題(難しさ)を感じた場所とで、〇をつける色を変えて後から見返せるようにしている人・・・。一人ひとりが「自分に合った学ぶ工夫」を編み出していました。

様々な学習ツールや情報が溢れる現代、子どもたちには「何がわかるようになったか」という知識の視点ももちろん大切です。しかしそれ以上に、わかるようになるために「今の自分にはどんな力が必要なのか?」「こういう難しい壁に出会ったときは、どう学べばいいのか?」という、学びの基盤となる資質・能力や、自分なりの『学ぶ方法』を知ることの方が、遥かに重要になってきます。

「自立した学習者」として、これからも、こうした「質の高い振り返り」の機会を子どもたちと共に大切にし、将来につながる「学びのエンジン」を育てていきたいと考えています。