学校日記

(1年生)親切のバトンを「行動」に変える心の道徳

公開日
2026/07/10
更新日
2026/07/10

学校の様子

1年生の授業では、道徳の授業で「しんせつなこころで」という物語を読んで、みんなで考えを深めています。

物語の主人公は、一本橋の上でいつも威張って、小さなどうぶつたちをいじめていたおおかみ。でもある日、自分よりずっと大きくて力強い「くま」に出会います。おおかみは身構えますが、くまは怒るどころか、おおかみを優しく抱き上げて、先に橋を渡らせてくれたのです。今日の問いかけは、「くまの後ろ姿を見送るおおかみは、どんな気持ちだったかな?」というものでした。

子どもたちからは、「ありがとうの気持ち」「優しくてびっくりした」「今度は自分がそうしよう!」「次はぼくも!」と、おおかみの心の変化に寄り添った言葉が次々に溢れ出しました。

「親切にしなさい」と大人に言われたルールを守るだけではありません。「親切にされたら、どんなに嬉しいか」を客観的に見つめ直し、「だから今度は、自分が誰かに優しくしたい!」と未来の行動へと繋げていく。ここには、子どもたちなりの立派な「心の仕組みを問い直す思考力」が働いています。

この授業に「たった一つの正解」はありません。子どもたちが感じた言葉のすべてが正解です。グラウンドでの応援や、お友達への優しい声かけなど、すでに日常の中でたくさんの「親切」を実践している子どもたち。物語を通して学んだ温かい気持ちを、これからも周りのすべての人への「行動」に変えていける、優しくて強い招提小の子どもたちであってほしいと願っています。