(6年生)最高の味を科学する「マイベスト“比”」
- 公開日
- 2026/07/14
- 更新日
- 2026/07/14
学校の様子
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「算数の時間に家庭科室へ行くの?」そんなワクワクする疑問から始まった6年生の授業。テーマは「マイベスト“比”をみつけよう」です。子どもたちは、レモネードやラムネード、ハンバーグソース、塩コショウの中から自分が気になるものを選び、自分にとって「最高の比率」を突き止める実験に挑みました。
一見、楽しそうな調理実験のようですが、中身は極めて本格的な算数の学びです。子どもたちは、感覚だけに頼ってやみくもに混ぜ合わせるのではなく、まずは課題の趣旨を整理して「計画」を立て、分量を正確に計量して写真を撮るなどの「データ収集」を行い、それを「分析」して「結論」へと繋げるという、科学的な検証サイクルを意識して取り組みました。
子どもたち同士で計量の仕方を確かめ合いながら、実験がスタート。「美味しい!」「うわ、酸っぱい!」「これが黄金比率だ♪」とあちこちで声が上がりますが、一度動き出した子どもたちの手は止まりません。 「なんとなく美味しい」という主観的な感覚を、「レモン汁:シロップ=3:5」といった客観的な『比』の数値データに翻訳し、「なぜこの味になったのか、次はどう比率を変えれば理想に近づくか」を論理的に分析する。ここには、最高学年としての見事な「Critical Thinking(感覚の数値化とデータ分析力)」が光っていました。
時間いっぱいまでデータを集め、実験は終了。本日収集したリアルな情報をもとに、次回はさらに深い分析と考察へと学びを繋げていきます。生活の中にある「不思議」や「感覚」を、算数の知恵を使ってロジカルに解き明かしていく6年生。未来の社会を動かす「科学的な思考力」が、この家庭科室から確かに育っています。