(教職員研修)自分と相手を大切にする「心と体の安全基地」
- 公開日
- 2026/07/22
- 更新日
- 2026/07/22
学校の様子
夏休み期間を活用し、本校では、みつばち助産院の八尾様をお招きして「性教育に関する校内研修」を実施いたしました。
今回の研修では、単に身体の構造や知識を教えるにとどまらず、「自分と相手を大切にする関わり方」や「子どもたちの安心・安全を守るためのアプローチ(包括的性教育)」について、多様な視点から理解を深めました。
研修の中では、特に以下の重要ポイントが共有されました。
包括的性教育「3つの原則」:性を肯定的に捉える(ポジティブ・アプローチ)、科学的根拠に基づいて正確に伝える、多様性を尊重する。
境界線(バウンダリー)と「NO」の尊重:身体・気持ち・持ち物の境界線を意識し、「嫌だ」と伝える大切さ、大人が見本を見せること、そして「嫌」と言われた際に過剰に傷つかず「行動への意見」として受け止めるしなやかさを育むこと。
感情の背景に気づき、行動を選ぶ:イライラやモヤモヤといった感情の背景にある「不安や悲しさ」を客観的に整理し、感情任せではない適切なアプローチを選択させること。
グルーミングの危険性と信頼関係:SNS等を通じた「手懐け(グルーミング)」被害を防ぐため、日頃から否定せずに話を聴く姿勢を貫き、学校を絶対的な「第二の安心できる居場所」とすること。
「NO(嫌)」という意思表示は、相手を否定する言葉ではなく、お互いの心と体を大切にし、適切な距離感や境界線を守るための大切なサインです。子どもたち一人一人が自分の心と体の主人公として、自ら考え、判断し、行動できる力を育むとともに、自分や相手の権利と人権を尊重しながら、安全で豊かな人間関係を築いていけることを願っています。私たち教職員も、子どもたちが安心して相談できる存在として寄り添い、その成長と安全を支えてまいります。