学校日記

(6年生)「これ、レモンになるの…?」 〜色の重ね方で本物に迫るデッサン技法の深遠〜

公開日
2026/10/09
更新日
2026/10/09

学校の様子

6年生の図工室では、観察力と表現技術を極める大変興味深い「デッサン探究」が行われていました。

一人ひとりのタブレット端末に共有されたのは、一見シンプルに見える「レモン」の写真。ワークシートには、同じレモンを描くスペースが2つ用意されています。

1度目のデッサンでは、子どもたちは自分の直感通り「見たまま」を描いていきます。多くの児童がレモン全体を黄色で塗り、その上に影の色を乗せていきました。

そして注目の2度目のチャレンジ。ここで担当の先生から提示されたのは、直感とは真逆のデッサン技法でした。

  1. 全体を「うすだいだい色」で塗りつぶす(下地作り)

  2. 影の部分に「おうどいろ」を塗り重ねる(立体感の構築)

  3. 最後に全体へ「黄色」を乗せて馴染ませる

「本当にこれでレモンになるの…?」と思わず尋ねる校長に、「先生の教えを信じているから大丈夫!」と笑顔で答える頼もしい6年生たち。

指示通りに色の層を重ねていくと、紙の上に現れたのは1回目とは見違えるほどの立体感と深みを纏った「本物以上のレモン」でした!

直感(1回目)と論理的な技術(2回目)を比較検証することで、「見え方の秘密」と「表現の工夫」を体感した6年生。表現することの奥深さと楽しさを実感した、心躍る学びの時間となりました。