学校日記

(5年生・PBL)枚方のお米の未来を拓く! 〜JA北河内・地域専門家への本格インタビュー取材(後半)〜

公開日
2026/10/09
更新日
2026/10/09

学校の様子

5年生の総合的な学習の時間で展開している探究プロジェクト「お米探究」。先週に引き続き、お米の生産・加工・流通・消費を支える多彩な専門家や事業者の皆様をお招きし、児童による本格的な直接インタビュー取材(後半)を実施しました。

ご協力いただいたのは、「にじ福祉工場」「ことぶき米穀」「ブロンコビリー」「つるや寿司」「施設管理人さん」「給食調理場」「JA北河内(農協)」そして「地域を支える農家の皆さん」といった、地域と食の基盤を支えるパートナーの皆様です。

特にJA北河内様とのセッションでは、枚方の農業を取り巻く最新の一次データや現場の生の声に触れ、子どもたちから大きな驚きの声が上がりました。

  • 乾燥と共同利用施設(ライスセンター)の仕組み

    収穫直後の水分約25%のもみを、温風で約10〜12時間かけて保存に適した14.5%までじっくり乾燥させる工程や、個人では高価な機械を農家同士の「相互扶助(助け合い)」で維持する共同利用の意義を学びました。

  • 地球温暖化と品種の変容(ヒノヒカリからニコマルへ)

    夏場の平均気温が26度を超えると米が白く濁る「白未熟粒」が発生しやすくなるため、地域の9割を占めてきた「ヒノヒカリ」から、暑さに強い「ニコマル」への切り替えが急速に進んでいる現状(ヒノヒカリ7割・ニコマル3割)を知り、地球規模の環境問題が身近な田んぼに直接影響している事実に気づかされました。

  • 枚方市の農業課題とJAの伴走支援

    農家の平均年齢が80〜90代に達していることや兼業農家が大半である現状に対し、JAによる作業受託や直営での米づくり、化学肥料を50%以下に抑える「環境にやさしい米づくり(大阪エコ農産物)」など、持続可能な農業に向けた挑戦を理解しました。

「地元の美味しいお米をみんなで食べることが、枚方の田んぼや緑の風景を守る一番の力になる(地産地消)」——。

専門家の方々の熱い思いやデータに裏打ちされた解説を受け止め、子どもたちのノートは地域社会の一員としてのメモと問いでびっしりと埋まりました。

お忙しい中、子どもたちの真剣な質問に温かく真摯にお応えいただきましたJA北河内様、地域の事業者の皆様、そしてご同行いただきました吉田様に心より深く感謝申し上げます。お聞きした貴重な知見を活かし、子どもたちは「枚方のお米の魅力と未来」を発信する次の探究ステップへと力強く踏み出していきます!