学校日記

(3年生)「私が主人公!」 〜1枚の絵から広がる想像力と、表現のちがいを認め合う温かな世界〜

公開日
2026/10/19
更新日
2026/10/19

学校の様子

3年生の図工の時間では、「私が主人公」という自分だけの物語を構想する創造的な表現学習がスタートしました。

教室で子どもたちに提示されたのは、たくさんの登場人物や不思議な要素が散りばめられた1枚の絵。子どもたちはその絵をじっくり見つめながら、まずは自分自身が直感で惹かれる「主人公」を1人選び出していきます。

何人かの児童がみんなの前に立ち、自分が選んだ理由や感じた世界観を自分の言葉で発表しました。

そこで見られた光景がとても深く、興味深いものでした。 例えば、絵の中にある「木に描かれた目のような箇所」ひとつを取っても、ある子は「木の陰から覗いているフクロウの目!」と捉え、別の子は「木そのものが意志を持った生き物なんだ!」と捉えます。

「正しい答え(正解)」は一つではありません。一つの視線や絵柄に対しても、受け取り手によって見えてくる物語は全く異なります。こうしたやり取りを通して、子どもたちは「人によってものの見方や感じ方が違って当たり前であり、その違いこそが面白く、尊重されるべきものだ」という大切な感性を自然と育んでいました。

自分が選んだ主人公を中心に、これから子どもたちはどんなオリジナルストーリーを紡ぎ出していくのでしょうか。枠にとらわれない子どもたちの無限の想像力が生み出す作品の完成が、今から楽しみでなりません!